大田黒公園の紅葉2024見に行った!見頃・ライトアップ・アクセス・見どころをご紹介

紅葉散歩

荻窪にある大田黒公園に行ってきました。音楽家の大田黒元雄氏の屋敷跡を整備した杉並区立の公園で、イチョウや紅葉の美しさで知られています。ライトアップも行われています。

この記事では、大田黒公園の紅葉について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・ライトアップ
・周辺スポット
などについてまとめました。

大田黒公園の紅葉2024 見頃時期

大田黒公園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬頃です。2024年は、全体的に紅葉の時期は遅めのようです。

私は2024年11月25日に訪問しましたが、モミジは一部が紅葉していました。銀杏の並木は丁度見頃でした。11月30日現在、エックス(旧ツイッター)などでの投稿を見ると、見頃にはいったようです。

2023年も紅葉が遅れた年でした。2023年のエックス(旧ツイッター)の投稿を見ると、11月30日から12月10日くらいまで、「紅葉がきれい」という投稿が見られました。12月1週目が特に見頃だったようです。

大田黒公園の場合は、入口付近に銀杏並木があります。色づいている銀杏と赤いモミジを見るのなら、11月最終週から12月第1週がおすすめではないでしょうか。

紅葉は、なかなか丁度見頃の時期に行くことが難しいかもしれません。始まりの時期には緑や黄色が混じった色彩の美しさを、紅葉が終わりの時期には深い赤色の美しさを、とその時期の紅葉を楽しめればいいですね。

大田黒公園へのアクセス

大田黒公園の主なアクセス方法は、下の3つになります。

・JR「荻窪駅」、地下鉄「荻窪駅」から徒歩10分

太田黒公園へは、荻窪駅から、商店街を抜けて、住宅街を通って、平坦な道で行くことができます。

大田黒公園へのルートを、私が撮った写真でご案内していきます

荻窪駅南口から、南口仲通り商店街に入ります。

薬局の角を左折すると、こんなにぎやかな通りに出ます。飲食店の他、服や雑貨、書店など、寄り道したい店が並ぶ通りです。

荻窪電話局前の交差点に出ます。この交差点を直進します。

次の交差点の角に道案内板が立っています。

近づいてみると、こういうものです。矢印に従って右折します。

落ち着いた住宅街の道を進みます。

車の通る道に突き当たります。中央に見えている緑が豊かなところが、大田黒公園です。この角にも道案内看板が出ています。

着きました!荻窪駅から徒歩10分。商店街あり住宅街ありでバラエティーに富んだ。楽しく歩ける道でした。

大田黒公園 紅葉のみどころ

私は、2024年11月25日午後に、大田黒公園を訪ねました。

大田黒公園の中にはいってみます。引き続き、私が撮った写真でご案内します

イチョウ並木

70m続くというイチョウ並木が見えます。樹齢100年を経た27本のオオイチョウだそうです。

まだ緑色も混じっていますが、充分な美しさ。樹齢100年の木は、背が高くて立派です。

イチョウ並木の終点には、こんな素敵な門がありました。

池の周辺

大田黒公園の池の周りに、色づいたモミジがありました。大田黒公園を公園にした時に、「できる限り従前からあった池の再現をした」とパンフレットにありました。

公園内には、写真のように水も流れていました。

こちらの公園のモミジは、1本1本が大きく、数も多い。園内には60本以上のモミジがあるそうです。木にネームプレートが下がっていて、「ノムラモミジ」「ヤマモミジ」と名前が確認できるのも嬉しいポイントです。

記念館

記念館にも入ってみました。大田黒元雄氏の仕事部屋であった建物です。昭和8年に建築された、西洋風の建物です。スリッパに履き替えて入ります。

大田黒氏愛用のスタンウェイ社製ピアノです。

窓際の椅子とテーブルです。来客をもてなしたのでしょうか?

照明も、窓も、壁紙も一つ一つが美しい空間です。大田黒氏についての年表などもありました。
紅葉を見に来たら、ぜひ立ち寄りたい場所です。

管理事務所がある建物です。茶室があり、予約によって借りることができます。

大田黒公園の概要

大田黒公園は、音楽家 大田黒元雄氏の屋敷跡を、杉並区が日本庭園として整備した公園です。
86歳までの47年あまりの間、この地で音楽活動をつづけた大田黒氏の「公園にしてほしい」との遺志により、杉並区に寄付されました。
樹齢100年を超えるイチョウ並木、ケヤキ、アカマツ、シイノキなどの巨木が茂っています。

大田黒元雄氏のプロフィールは、下のようになります。

・明治43年(1910年)県立小田原中学卒業。ピアノを東京音楽学校で学ぶ。
・大正1年(1912年) ロンドン大学に留学。
・大正3年(1914年) 第一次世界大戦のために帰国。執筆活動をはじめる。
           その後、ドビュッシーやストラヴィンスキーを日本に紹介した。
・昭和21年(1946年)NHKラジオ番組「話の泉」に起用された。
・昭和54年(1979年)86歳で亡くなる。

主な著作
 歌劇大観 歌劇大事典 西洋音楽物語 など

日本に西洋の音楽を紹介した方なんですね。こんな素敵な公園も残してくださって、ありがたい。

大田黒公園 ライトアップと混雑状況

大田黒公園のライトアップは、次のように行われます。

大田黒公園 紅葉ライトアップ
期間:2024年11月30日(土)~12月8日(日)
(期間中は12月4日(水)も昼間・夜間とも開園)

ライトアップ時間
 月曜日~木曜日:17:00 20:00(最終入場19:45)
 金曜日~日曜日:17:00 21:00(最終入場20:30)
※16:30に一旦閉園し、17:00から入園受付

入園料
 一般 300円・小中学生 100円
  ※現金のみ

私は、2023年の平日19時ごろに大田黒公園のライトアップを訪れました。行列することはありませんでしたが、イチョウ並木のあたりなどは、大勢の人たちと一緒に進む感じでした。庭の中にはいってからは、自由に写真などを撮れる程度の混雑具合でした。

一方、エックス(旧ツイッター)の投稿には、「行列している」などの投稿もありました。

週末や、開園直後などは、かなりの混雑が予想されます。決して華美ではありませんが、上品な美しいライトアップです。時間と曜日を選んで、素敵な時間を楽しみたいですね。

大田黒公園周辺 おすすめスポット

角川庭園

大田黒公園のある荻窪の南側は、善福寺川の台地上に多くの屋敷が作られた場所です。
そんな一つ、角川庭園もおすすめの場所です。

俳人で角川書店の創設者でもある故角川源義(げんよし)氏の旧邸宅を、整備した庭園です。
庭園と、展示室や貸室の「幻戯山房」があります。

こちらも、静かで心落ちつく空間でした。大田黒公園から400mほどのところにあります。

大田黒公園 紅葉まとめ

この記事では、大田黒公園の紅葉についてご紹介しました。

音楽家の大田黒元雄氏の屋敷跡を整備した公園は、イチョウや紅葉の美しさで知られ、ライトアップも行われています。
平らな土地に作られた庭園は、モミジも他の木もなんだか大きくて、都心の庭園とはまた違う武蔵野らしさを感じます。

荻窪駅から、商店街や住宅地を抜けて10分ほどの道も、気になるお店が多くてキョロキョロしがちでした。

ライトアップが評判です。少し混みますが、派手ではなくて上品で美しいライトアップです。

大田黒公園の紅葉、おすすめです!

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