九品仏浄真寺の紅葉2024情報 アクセス・見どころ・混雑状況などをご紹介

紅葉さんぽ

私が、都内で一番好きな紅葉スポットは.九品仏(くほんぶつ)浄真寺です。

参道の林の中に小さな像が点在するところが不思議と紅葉と合っています。中世は奥沢城があったのだけれど、その歴史がいまひとつわからないところもミステリアス。

九品仏駅からのアクセスのよさや、混雑がひどくないところも魅力です。
私は、2021年から毎年訪問しています。

この記事では、九品仏(くほんぶつ)浄真寺の紅葉についてご紹介します。

この記事では、九品仏・浄真寺の紅葉について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
などについてまとめました。

九品仏浄真寺 紅葉の見どころ

九品仏駅の北側、九品仏浄真寺が近づいてきました。

九品仏浄真寺 

九品仏浄真寺です。参道に小さな像がたくさんあるのが、野の仏様という感じで好きです。

九品仏浄真寺 閻魔大王

お賽銭を入れると、閻魔大王からお告げの言葉があります。なんて斬新。
斬新といえば、浄真寺のホームページの動画には、上空からの風景が映っています。ドローンで撮ったのでしょうか?

九品仏浄真寺 仁王門

山門(仁王門)周辺の紅葉が美しい。たくさんの人がカメラを構えていました。
季節によっては、銀杏の実が落ちている時も。転ばない様、気を付けて歩きました、

九品仏浄真寺 鐘楼堂

鐘楼堂です。関東でも誉れ高い建築で1708年建立。このお寺は、災害や戦争を免れたそうで、江戸名所図会に描かれた景色がそっくり残っています。

九品仏浄真寺の歴史には「もともとは奥沢城だったのを、1678年に徳川幕府から奥沢城跡地を賜り創建」とあります。境内の周辺には、奥沢城の土塁が残っています。

本堂の近くにこんな小さな小山?があって、見るたびに「お城っぽい」と思ってしまいます。関係ないかもしれないのですが、なんだかワイルド。

奥沢城跡は、中世に世田谷を治めていた吉良氏または、その家臣である大平氏の居館だったようです。1590年に、小田原北条氏が滅びた際に、吉良氏は下総国に、大平氏も等々力に潜居し、奥沢城は廃城になったと考えられています。(世田谷区ホームページより)

お寺の周りを歩くと、土地が盛り上がっていました。寺の周囲は土塁のあとがよく残っています。

九品仏駅前まで続く参道です。

九品仏浄真寺(2023年) 

九品仏の大修繕事業

九品仏浄眞寺では、九躰の阿弥陀佛像が、上品堂、中品堂、下品堂の三つのお堂にいらっしゃいます。
開山珂碩上人によって、江戸時代初期(1667年)に造られました。

現在は、平成大修繕事業の最中で、一体ずつ京都の「美術院」国宝修理所にお出かけ中。
2023年秋には、右の阿弥陀仏は、修理が終わっていて、真ん中の阿弥陀仏がお留守という状態でした。
2014から約20年間かけての大事業です。

九品仏浄真寺と等々力渓谷という、東京・世田谷の紅葉の穴場を散歩してみました。どちらも混みすぎず、広すぎず、駅からも近いところで、美しい紅葉を味わえる、おすすめなスポットです。秋になったら、ぜひお散歩してみてください。
等々力渓谷の倒木による立ち入り禁止エリアがありますので、最新情報にお気をつけください。

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