世田谷・豪徳寺の紅葉2024 アクセスやみどころをご紹介

紅葉さんぽ

世田谷区・豪徳寺は、まねき猫で有名なお寺ですが、紅葉スポットでもあります。近くの世田谷城址や世田谷八幡宮も紅葉がきれいで、歩いて回れるのが魅力。私は、何回も訪れており、2024年にも訪問しました。

この記事では、豪徳寺の紅葉について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・混雑
・周辺観光
などについてまとめました。

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豪徳寺の紅葉2024 見頃時期

豪徳寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬頃です。今年も全体的に紅葉の時期は遅めのうおうです。エックス(旧ツイッター)の投稿を見るとこんな様子です。

2024年豪徳寺の紅葉に関する投稿

12/7~12/10 終盤だけど見頃、見頃
11/28~12/6 見頃 
11/26  色づきはじめ
11/22~11/24  まだまだ まばらに色づき

同じ紅葉を見ても、人によって印象が違うんですね。私は12月9日に訪問。終盤のモミジもありましたが、招き猫の周りのモミジは盛りで、まだまだ楽しめました。

なかなか丁度見頃の時期に行くことが難しくても、その時期の紅葉を楽しめればいいですね。

豪徳寺へのアクセス

下の2つが、主なアクセス方法になります。

・東急世田谷線「宮の坂駅」から徒歩5分
・小田急線「豪徳寺駅」から徒歩15分

宮の坂駅からのアクセス

世田谷線「宮の坂駅」からは、駅からまっすぐ歩いて、5分で豪徳寺に着きます。東急世田谷線は、お出かけ気分を盛り上げる可愛い電車です。

私の撮った写真で宮の坂駅からのアクセスをご案内します

宮の坂駅のホームには、こんなイラストマップが貼ってって親切。駅から出たら右側(踏切りの反対側)に歩きます。

宮の坂駅前の道は、横断歩道がなくて、車の通行量も多いです。気を付けて道路を横断して、歩道のある方へ。

あとはまっすぐ進みます。

あっという間に、豪徳寺の石門前に着きました。宮の坂駅から、徒歩5分。アクセスは大変よいですね。

豪徳寺駅からのアクセス

小田急線「豪徳寺駅」からは、駅前の商店街を抜け、世田谷線の線路沿いに歩いて、15分ほどです。時間はかかりますが、このルートにも楽しみがたくさん。

にぎやかな駅前商店街は、豪徳寺にちなんだ招き猫のスイーツのお店、コーヒー専門店があると思えば、昔ながらの傘や衣料品のお店もあってキョロキョロします。
途中からは世田谷線の線路ぎわを歩くので、カラフルな電車を見るのも楽しみ。

世田谷線の車両はカラフルでとても可愛いんです。

線路際の道の突き当りを左折して、住宅街の中を歩いていくと豪徳寺です。

豪徳寺 紅葉のみどころ

ここからは、私が撮った写真でご案内します。撮影は2024年12月9日。平日の午後です。

石門です。山門までの松の木も見どころです。

山門です。ここからは紅葉が見えて、期待が高まります。

三重塔

三重塔の周りは、紅葉の人気スポット。三重塔と紅葉は、とても似合います。

三重塔を囲うように十二支が飾られているのですが、その中には招き猫の姿もあります。
高いところの装飾なのでちょっと見つけにくいです。私は、スマートフォンで写真を撮って拡大してみました。

ねずみと仲良くしている猫って意外。とぼけた表情が好きです。

鐘楼

鐘楼の周りも、フォトスポットとして人気です。東京の世田谷で、京都に来たような景色が見られます。

招福殿(まねき猫)

豪徳寺の招き猫エリアは、ここでしか見ることのできないものです。奉納された大小の猫たちは、見飽きない姿です。一番混雑しますが、見ておきたいところです。

まねき猫とモミジを写真におさめてみました。

まねき猫が、みっちりになっているのが面白いんです。外国の方に人気なのもわかります。

豪徳寺の歴史と招き猫

豪徳寺は、曹洞宗の寺院です。招き猫発祥のお寺として知られ、外国人観光客にも人気の場所です。

大谿山 豪徳寺
 ・拝観時間6:00~17:00
  ※寺務所受付は8:00~15:00 

豪徳寺のホームページを読んで、歴史を調べてみました。

・文明12年(1480年)に「弘徳院」が建立。
・寛永10年(1633年)に、世田谷は彦根藩の所領地になる。彦根藩主井伊家が、江戸菩提寺と定める。
・万治2年(1659年)2代藩主井伊直孝の法号「久昌院殿豪徳天英大居士」に因んで、豪徳寺と改称される。

豪徳寺は、江戸時代の大名墓所の形態をよく保存しており、国指定史跡となっています。

豪徳寺にこんなにたくさんの招き猫が奉納されているのは、どうしてなのでしょう?
お寺のホームページには、こんなことが書いてありました。

・鷹狩り帰りの殿様(彦根藩主・井伊直孝)が、お寺の門前にいた猫に手招きされ、お寺に立ち寄ることに。寺で過ごしていると、雷が鳴り雨が降りはじめました。
・殿様は、雷を避けられた幸運に感動しました。豪德寺は、それから、井伊直孝に支援されるようになり、寛永10年(1633年)に再興しました。
・その後、豪德寺では、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」と呼び、おまつりする「招福殿」が建てられました。招福殿には、家内安全や商売繁盛、開運招福を願って、たくさんの参詣者が訪れています。

今大人気のまねき猫のエリアは、こうしてできたのですね。

豪徳寺のまねき猫は、小判を持っておらず、右手をあげています。「人を招いて縁をもたらしてくれますが、福そのものを与えてくれるわけではない」ということのようです。

豪徳寺のホームページを見てみたら、お寺の歴史や招き猫との関係がよくわかりました。猫はちりばめられた素敵なホームページです。

豪徳寺の紅葉 混雑と対策

私は、何回か豪徳寺を訪れています。

2023年に、紅葉最盛期の土曜日午後に訪問した時は、やや混雑していました。
最も混雑しているのは、まねき猫の周りでした。外国人観光客の間でもまねき猫は有名スポットらしく、ここを目指す人が多いみたいです。
次に混雑しているのは、三重塔の周辺周辺でした。紅葉を見る方の人気スポットです。
この2か所にしても、行列に並ぶとか、みたいものが見られないということはありませんでした。

その2か所以外は、のんびりしていました。特に井伊家の墓所の方に行くと、人影もほとんどなく、秋らしい景色を独り占めできました。

2024年12月9日、紅葉最盛期の月曜日の午後に訪問した時は、混雑は少な目でした。
三重塔の周りとまねき猫のエリアも、数名の方が静かに楽しんでいて、ゆっくり眺めて写真も撮れました。平日の方がやはりゆっくりできそうです。

豪徳寺周辺 おすすめスポット

豪徳寺周辺にも、紅葉を楽しめる場所があります。

世田谷城址


豪徳寺周辺には、「世田谷城址公園」があります。
城跡に立つと、秋らしさを満喫できます。世田谷区に城があったなんて、意外ですよね。

紅葉も美しく、混雑とは無縁な場所でした。

世田谷区のホームページを見ると、世田谷城址公園はこんなところです。

・南北朝時代、吉良氏が、関東管領・足利基氏から、戦の手柄により、世田谷領をもらいうけて築城したのが始まりであると言われる。
・二百数十年の間、吉良氏の居城として栄えた。
・1590年(天正18年)に、豊臣秀吉が小田原の北条氏を滅ぼしたとき、北条氏と親戚関係にあった吉良氏も運命を共にしたため、廃城となった。
・昭和15年に歴史公園として開園。東京都指定文化財。
・公園内には、昔のおもかげを残す土塁や丘、谷がある。

世田谷八幡宮

豪徳寺の近くには、「世田谷八幡宮」があります。

相撲の土俵があるのが印象的でした。境内の紅葉も美しくて、ほっとする場所でした。
世田谷八幡宮はこんなところです。

・「宮の坂八幡様」で親しまれる神社。
・今から約九百数十年前、1091年の創建と伝わる。源義家が、戦地からの帰途、世田谷の里にて豪雨にあい、天気快復を待つため十数日間滞在したことが創建のきっかけになったという、
・境内にある土俵では、秋の例祭に奉納相撲が行われて多くの人々で賑わう。

豪徳寺 紅葉まとめ

豪徳寺の紅葉についてまとめてみました。

豪徳寺自体が、招き猫伝説の歴史ある有名なお寺です。さらに美しい紅葉が見られ。週末でも比較的のんびり鑑賞できるということで、秋のおでかけにおすすめのスポットです。

周辺の徒歩圏内に、世田谷城址公園や世田谷八幡宮、グルメも楽しめる豪徳寺駅周辺の商店街、すれちがうだけでテンションがあがりそうな世田谷線など、見どころが集まっているのも魅力です。

豪徳寺の紅葉、おすすめです!

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