殿ヶ谷戸庭園で紅葉2024を見た!見頃・アクセス・見どころなどをご紹介

紅葉散歩

この記事では、殿ヶ谷戸庭園の紅葉情報についてまとめています。
殿ヶ谷戸庭園は、国分寺駅近くにある庭園です。大正時代に別荘として作られた庭園は、駅近くの町の中であることを忘れさせるほど自然豊か。美しい紅葉を楽しむことができます。
私は2024年11月23日と12月9日の2回、紅葉がはじまった殿ヶ谷戸庭園を訪問しました。

この記事では、殿ヶ谷戸庭園の紅葉について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・周辺スポット
などについてまとめました。

殿ヶ谷戸庭園の紅葉2024 見頃時期

殿ヶ谷戸庭園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬頃です。今年も全体的に紅葉の時期は遅めのうようです。殿ヶ谷戸庭園サービスセンターが、エックス(旧ツイッター)で園内情報を投稿しています。

2024年殿ヶ谷庭園の紅葉に関する投稿

12/3 次郎弁天池も、芝生地もきれいに色づいている。まだ緑が多い木もある
11/29~12/2 見頃、絶景。イロハモミジや、紅葉亭周辺の眺めが絶景のようです
11/27~11/29赤・黄・緑とコントラストが綺麗。今月末が見頃
11/24 紅葉進み始める

私が訪問した11/23には、紅葉が半ば色づいていました。

2023年はどうだったのでしょうか?

2023年の殿ヶ谷庭園の紅葉に関する投稿

12/17 紅葉が過ぎた
12/12 紅葉の終盤を飾る竹林前のイロハモミジ
12/9  紅葉も深みを増し
12/8 紅葉真っさかり
12/7 銀杏が見事に色つき
11/28 ~12/4 見頃、綺麗

2023年も紅葉が遅いと言われた年でした。11月最終週~12/9頃が見頃だったようです。

殿ヶ谷戸庭園へのアクセス

殿ヶ谷戸庭園は、国分寺駅から徒歩で向かうのが、主なアクセス方法になります。

・JR線、西武線「国分寺駅」から徒歩2分

殿ヶ谷戸庭園までの行き方を、私が撮影した写真でご案内します。

国分寺駅の南口を出ます。

国分寺駅南口の横断歩道の前には、殿ヶ谷戸庭園の看板がどーんと立っています。この横断歩道を渡って、左に歩きます。

あっという間に、殿ヶ谷戸庭園に着きます。

こです。

殿ヶ谷戸庭園 紅葉のみどころ(2024.12.9)

2024年12月9日に殿ヶ谷戸庭園を訪問しました。

大芝生の紅葉がすばらしい!お天気のいい平日午後。紅葉は盛りですが、園内は空いていて、ベンチに座って紅葉をゆっくり眺めることができました。

遊歩道で斜面を下りていきます。斜面にもモミジが植えられています。

斜面を下りて上の方を見上げたところ。これもいいですね。

馬頭観音への分かれ道。「この先行き止まり、急坂あり」と書かれていますが、上ってみると。

ここにも黄色く紅葉したモミジがありました。

階段を下りると、湧水源が。水が湧いている!

次郎弁天池には、ルートによっては石を渡っていく場所があります。落ちない様にそろそろと進むのも面白い。

池から紅葉亭を見上げます。このあたりは、緑のモミジ、盛りのモミジ、終盤のモミジが混在。いろいろな色が混じっている美しさがありました。

紅葉亭から見下ろした風景。この日は盛りでした。行ってよかった・・

殿ヶ谷戸庭園 紅葉のみどころ(2024.11.23)

殿ヶ谷戸庭園の紅葉の見どころを、私が撮影した写真でご案内します。

私は、2024年11月23日(土)に訪問しました。

殿ヶ谷戸庭園は、入口から中門までの通り道も素敵です。

サービスセンターで入場料を払うと、大芝生が見えてきます。遠くにあるモミジが紅葉しています。

殿ヶ谷戸庭園にはイロハモミジが200本くらいあるそうです。背が高いモミジが多い気がしました。

遊歩道がぐっと曲がって、竹林の中にはいっていきます。このあたりはアップダウンが多い道です。

竹林を抜けると、次郎弁天池が姿を見せます。国分寺駅のそばにある庭園とは思えないほど、自然いっぱいの庭園です。殿ヶ谷戸庭園が位置する段丘の下には湧水が出ています。次郎弁天池は、その湧水を
利用して作られた池だそうです。

次郎弁天池の樹木にも雪囲いがされ、モミジが色づいていました。黄色いツワブキが華やかです。

次郎弁天池から斜面を登るといい景色!

大芝生付近と次郎弁天池付近が紅葉スポットです。

最も高い場所に、数寄屋造り風の茶室「紅葉亭」があります。紅葉を見下ろしながら、休憩することができます。

茶会・句会などに利用できるスペースもあります。

紅葉亭の裏手には鹿(しし)おどしが風情ある音をひびかせていました。赤い実はなんでしょう?これも秋らしいですね。

本館の一部が展示室になっています。

この本館は、殿ヶ谷戸庭園の持ち主だった岩崎彦彌太の別邸として昭和9年に建てられました。和洋折衷の作りです。右側にある暖炉が素敵。周りにタイルの飾りがついています。

窓ガラスは、当時の職人の手作り。古いガラスは厚みが均一ではないので、景色がゆらゆらして見えて、それが今となっては貴重です。
展示を見ると、殿ヶ谷戸庭園の歴史がよくわかり、内装も必見。ぜひ立ち寄りたい場所です。

本館を出ると、出口はすぐそこです。

殿ヶ谷戸庭園の概要

武蔵野の段丘の崖にできた谷を利用した「回遊式林泉庭園」です。

崖の上には明るい芝生地の洋風庭園が広がります。崖線の斜面にはアカマツ・モミジ・竹林やクマザサに覆われた自然豊かな風景が、崖下には湧水を利用した次郎弁天池を中心とした和風庭園があります。

大正2年~4年に江口定條がこの地に別荘を構えました。昭和4年には三菱財閥の岩崎家が別荘を買い取りました。
昭和40年代に周辺の開発計画に対して、庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に東京都が買収。有料庭園として開園しました。

庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来します。

季節毎に美しい花や樹木を楽しむことができます。
冬にはロウバイ、サザンカ
春にはウメ、フクジュソウ
夏にはアジサイ、レンゲショウマ、モッコク
秋にはハギ、ヒガンバナ、モミジの紅葉

イロハモミジは200本ほどあり、紅葉の季節には最も多くの人が訪れます。
もうひとつ注目の木はモッコク。岩崎家で気に入っていた木だそうで、7月に花をつけるそうです。なんと300本植えられているそうです。
(『よくわかる殿ヶ谷戸庭園』と殿ヶ谷戸庭園パンフレットより)

殿ヶ谷戸庭園 近隣スポット

殿ヶ谷戸庭園の近隣スポットとして、「お鷹の道」をご紹介します。

お鷹の道

殿ヶ谷戸庭園から10分ほど坂道を下りたところから、「お鷹の道」がはじまります。
崖線下の湧水が野川にそそぐ流れに沿った小径を“お鷹の道”と名づけ、遊歩道として整備されています。この道を通って、西国分寺駅近くまで歩くことができますよ。

殿ヶ谷戸庭園 紅葉まとめ

この記事では、殿ヶ谷戸庭園の紅葉情報についてまとめました。

国分寺駅から本当に近い庭園です。大正時代に別荘として作られた庭園は、国分寺崖線の斜面や湧き水を利用して作られていて、武蔵野の自然を感じられます。明るい芝生の広場と、谷底にある神秘的な次郎弁天池が紅葉スポット。それぞれ美しい紅葉を見ることができます。

本館の建物も、別荘だった時代を思わせる、素敵な建物です。充実した展示もお見逃しなく。

殿ヶ谷戸庭園、とてもおすすめです。

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