アド街 豊島園2024.6.8放送!イタリアンとハンバーガーは?ランキングスポットを散歩でご紹介

豊島園駅 町散歩

アド街ック天国では、6月8日に豊島園が取り上げられました。

この記事では、
アド街で取り上げられたスポットのいくつかを、実際に歩いてみた私が紹介します。

アド街を見て、豊島園駅エリアをじっくり歩いてみよう、と思う方におすすめです。

アド街 豊島園 オープニング

アド街豊島園は、こんなナレーションでスタートしました。

練馬区のある町に、最近世界中の人が押し寄せています。
その町は、豊島園。

練馬区民が愛した遊園地「としまえん」は、2020年に閉園。
その跡地にできたのが、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京

そこから町に出れば、練馬区らしいほっこりしたスポットもあり、歴史を辿れば面白い。
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京だけで帰るのはもったいない、豊島園の魅力に迫ります。

わくわくするオープニングでした!

ここからは、アド街で取り上げられたスポットのいくつかを、実際に散歩そてみた私が書いていきます。

豊島園駅周辺について

豊島園といえば、遊園地「としまえん」があった町、というのが一番の印象です。そして、今はハリーポッターの施設ができたのも記憶に新しいです。遊園地の「としまえん」には、40年くらい前に一度来たことがあります。

そして、室町時代に豊島氏が「練馬城」という城を作って、その跡地が「としまえん」になったことも、うっすら知っていました。

豊島園、どんなところなのでしょうか?アド街豊島園放送日前の平日に、ほとんど情報がないまま、散歩をはじめました。

練馬駅~練馬白山神社

練馬区の観光案内所tがある練馬駅に降りました。駅前の案内所で、豊島園駅のマップをお願いすると、3つほどいただけました。
中でも「地球の歩き方2023-2024  豊島園通りの歩き方」という薄い冊子が、いい感じ。散歩コースもグルメも歴史も載っていました。

練馬白山神社を通って、豊島園通りを通れば、1キロくらいで豊島園駅に着きそうです。

練馬駅北口はこん感じ。まずは、地上に降りていきます。

練馬駅の西側に出てきました。緑の多い大通り。

住宅街をさらに西に。こんなとことに坂道が。
あとから、『東京暗渠学 改訂版』(本田創著 2024年)を見ると、坂の下の道は、石神井川の支流の「谷戸川」の跡でした。

練馬白山神社

この道をたどってしばらく行って、曲がると、練馬白山神社がありました。

こちらの大ケヤキ、推定樹齢900年だそうです。
ちなみに、2024年6月のじゅん散歩も、この木の前でロケをしていました。

豊島園通り

豊島園駅に向かう豊島園通りはこんな感じの片側一車線の通りです。

アド街豊島園10位 THE GIANT STEP

豊島園通り沿いのTHE GIANT STEPは、アド街10位でこんな風に紹介されました。
2017年オープンのアメリカ感満載のクラフトバーガー店。店主は、代官山などで経験を積んだ方。
「アメリカ時代のコニーアイランドと似ているという”としまえん”に来たら、いい物件を見つけて・・」とこの土地に開店したきっかけを話していました。
ブロッコリーの入ったハンバーガーは、コリッとした食感が評判。

私が散歩した時には、残念ながら開店前でした。ガイドブックには、世界一辛いといわれているジンジャーエールや、デザートのキャロットケーキもおすすめとありました。

アド街豊島園18位 111

同じく豊島園通り沿いにある四川料理店111(イチイチイチ)は、アド街18位でこんな風に紹介されました。

2年前にオープンしたお店。店主の吉富さんは、ラー油を手作り。よだれ鶏や担々麺にも、料理に合ったラー油が使われる。評判の麻婆豆腐は、たまねぎで香りをつけた油を、14のスパイスと3種の唐辛子に合わせている。高級料理店の味を、練馬価格で味わえる。

こちらのお店についての取材記事を読みました。
店主さんは、横浜の「萬珍楼」などで修行した方。内装もカフェのようで、誰でも入りやすいお店だそうです。

散歩で通りかかりましたが、こちらも開店前。猫ののれんといい、ロゴといい、確かに入りやすい感じでした。

アド街7位 田島山十一ケ寺

何気なく写真を撮った田島山 十一ヶ寺は、アド街7位に登場。こう紹介されました。

田島山 十一ヶ寺は、11のお寺が集まる誓願寺の塔頭寺院。浅草にあったが、関東大震災で練馬に移転した。
十一ヶ寺のひとつ九品院には、「延命蕎麦喰地蔵尊」が祀られている。浅草に毎晩蕎麦を食べにくる上品なお坊さんがいたが、跡をつけるとお地蔵様の中に消えていったという伝説があり、蕎麦を供えたら疫病がなくなったと伝えられる。

私は、豊島園の駅近くに来たら、突然こんな光景が現れて驚きました。上品な住宅地のようで、すべてが浄土宗のお寺だとしってびっくり。

豊島園商店会

大江戸線の豊島園駅を過ぎ、左に曲がると、小さな商店街がありました。豊島園商店会といいます。

地下には飲食店街がある模様。

イタリアンのお店が気になります。

花屋さんと八百屋さん。ちょっとしたマーケットみたい。

アド街豊島園8位 エノガストロノミア タッポスト・チャオラ

上の写真の国旗が出ていたお店エノガストロノミア タッポスト・チャオラは、アド街8位で紹介されました。
エノガストロノミア タッポスト・チャオラは、ナポリで修行した青木嘉則さんがオーナー。現在は全国のピザ職人の育成に力を注ぎ、お店を守っているのは甥の青木大典さん。ショーケースには、ナポリの総菜10種が並びます。パスタをケーキの方につめて調理したキッシュのような総菜が紹介されました。

私は、エノガストロノミア タッポスト・チャオラでランチを食べました。11時半開店時に店の前を通ったのですが、あっという間に満席に。迷っていたら入れないところでした。

入口そばのショーケースで総菜を売っているのが、お惣菜。外からも厨房の様子がチラッと見えて、入りやすいお店です。

ピザもオレンジジュースもとても美味しくいただきました。ピザは、トマトの酸味が利いて、さっぱりした美味しさでした。

アド街 豊島園6位 亀寿司

もう一度豊島園通りに戻り、横断歩道の向こうを見ると、右のビルの上に亀寿司があります。
亀寿司は、アド街6位に登場。こんな風に紹介されました。

昭和25年創業の寿司の老舗。二代目ご主人は、もとからハリー・ポッターファン。天井には杖とほうきが飾られているし、一時期はローブを着て接客していた。「魔女に逆らって懲らしめられた」卵焼きは、焼く時にイカ墨を混ぜて、真っ黒な仕上がり。


亀寿司のHPを見ると、玉子焼きのことが書いてありました。正義の味方 ハリー風 プレーン、森の妖精 ハグリッド風 三つ葉入り、黒い悪魔 ボルデモード風 イカ墨の3種があるようです。

ちなみに、写真の左は、ジェラート専門店のGelateria YoiYoi。大人のジェラートが味わえるそうです。

豊島園商店会

今度は、西武線豊島園駅に向かう道を左にいきます。

こちらも豊島園商店会。右はマンションで、左は電気店。
ハリーポッターのフラグが下がってます。ハリーポッター風ローブの若い人々と何人かすれ違いました。

アド街豊島園19位はポッタリアン。ハリーポッタースタジオツアー東京では、ローブや杖を販売。ポッタリアンは、家からローブを着てきたり、帰りも来て帰る人が多い、と紹介されました。

ファンの人たちは、行きも帰りもハリーポッターの世界を楽しんでいるんですね。

ショーウィンドウに、アートや懐かしい電気製品がディスプレイされていました。

さっきの花屋さんや八百屋さんのマーケットに繋がっている韓国料理店。左にはおにぎりのお店。

豊島園駅前

豊島園駅前は、なんだか爽やかな感じ。


駅前広場にある香港飯店も、アド街12位「魔法メニュー」に登場。ハリーポッターを見たことのないご主人が、魔法らしさを出した一品は「黒炎竜の棲家」。半分にラー油、半分に黒胡麻ペーストをいれたセ担々麺。混ぜると色も味も変わって楽しめます。

向山庭園(こうやまていえん)

向山庭園には、こんな素敵な坂道を下っていきます。
あとで書きますが、この坂の窪みが、練馬城跡(豊島園にあった城)の濠として使われていたと言われています。
『東京古道探訪』’荻窪圭 2017年)を読むと、鎌倉につながる「鎌倉街道」が、阿佐ヶ谷や鷺宮を通って、練馬城まで通じていた、と書かれていました。向山庭園の横を通ると書いてあるのですが、どの道かは私にはわかりませんでした。

このあたりは、大正13年に作られた「城南住宅組合」という住宅地みたい。おどろくほど上品な町並みです。

向山庭園の庭を見下ろしたところ。昭和初期に鉄道大臣をつとめた江木翼氏の旧居跡を一般公開しています。区立の施設です。

建物の内部は、区立の施設離れした素敵な空間でした。茶道など、区民の文芸活動の拠点として使われているそうで、活動している方がたくさんでした。

庭の湯とその周辺

庭の湯への道。ちらっと写っている「氷」ののぼりは、中町氷菓店。アド街12位「魔法メニュー」に登場。「マジックバタフライ」は最初スカイブルーだが、黄色いレモンシロップをかけるとピンク色に変化します。

豊島園駅すぐ近くの庭の湯は、アド街9位に登場。こんな風に紹介されました。
もともと料亭の庭だった庭の湯は、21年前にオープンした天然温泉が楽しめる都市型温泉施設。近年サウナがリニューアル。男性用サウナは、「整え親方」とも呼ばれる松尾大さんによって、生まれ変わった。香がよい木材を使ったサウナ室や、頭のてっぺんまでクールダウンできる”アヴァントプール”などがある。

庭の湯は、今回の散歩では撮っただけでした。番組見たら、整えに行きたくなりました。

庭の湯周辺

庭の湯の周りには、気になるお店が多くありました。

窓ガラスが素敵なこのお店は多喜

手打ちそばの店は、満席でした。

突き当りの2階がtiti cafe。「有機料理を提供する飲食店」の認証を得て、心と体にやさしい料理を提供するカフェです。

練馬城址公園 エントランス交流ゾーン

遊園地としまえんの跡地に、2023年に練馬城址公園の一部がオープンしました。入口の広場は、エントランス交流ゾーン。入園した人たちは、ワーナーブラザース スタジオツアー東京の方に向かっていくようです。

アド街豊島園 1位 ワーナー ブラザース スタジオツアー東京

ハリーポッターの文字が見えてきました。敷地内の花が美しい。予約して入場するようでした。

アド街では、予想通り1位で登場。 次のように紹介されました。映画と同じ手法で、セットや小道具、衣装などが作り上げられてた施設。知識豊富なインストラクターが、説明をしてくれます。扉には、魔法学校の寮のエンブレムが描かれるなど、細かいところまで見どころがあります。映画の中でハリーとロンが出会った「ホグワーツ特急」は、イギリスの蒸気機関車をリペイントしたものです。

私は石神井川沿いを、練馬城址公園の「花のふれあいゾーン」の方に歩きました。対岸は、遊園地の跡地が、まだ整備中な状態みたいです。

アド街3位 練馬城址公園 花のふれあいゾーン

「花のふれあいゾーン」に着きました。スマホの地図では、このあたりが「練馬城址公園」になっているので、練馬城の跡があるんだろうと思っていました。しかし、真っ平な景色、絶対城跡じゃないな。

スマホを持ってぼんやり立っていると「花をお探しですか」と、自転車に乗った公園職員の方が話しかけてくれました。「花じゃなくて、城跡どこでしょう?」と聞くと、城跡はエントランス公園ゾーン付近の、こんもり高くなっていた部分の先だと教えてくれました。看板もその近くに建っているとも。
練馬城は、そんなにでっかくはなかったそうです。

ちなみに、練馬城址公園はアド街3位でこんな風に紹介されました。
花のふれあいゾーンは、季節ごとに20種の花を植え、地元のボランティアがお世話をしている。あじさいの手入れをしていたボランティアの方が「もともと紫陽花の花が有名だったとしまえんなので、アジサイ園を復活させたい」コメントしていました。

花のふれあいゾーンの紫陽花は、植えられてから間もない感じですが、これからどんどん育っていきそうでした。

アド街豊島園2位 石神井川

練馬城址公園から出て、石神井川を渡りました。

石神井川は、アド街豊島園2位で登場。こんな風に紹介されていました。
小平市が水源の一級河川。昭和のとしまえんには、ボート池やウォーターシューターなど、川の水を使ったアトラクションがありました。現在の石神井川は、桜の名所になっています。

向山の住宅地

向山の住宅地を通って、豊島園駅に戻ります。
先ほど遠った向山庭園に繋がる住宅地で、風格のある家が多いです。

白い壁の向こうはもと遊園地。練馬城もこのあたりにあったみたい。

向山庭園のあたりで、雰囲気が一段と立派になります。成城っぽい道がありました。

練馬城址公園のエントランス交流ゾーン

練馬城址公園のエントランス交流ゾーンに戻ってきました。入口付近で、もう一度正面を眺めます。花のふれあいゾーンで出会った職員さんは、この先が練馬城跡だと言っていました。

アド街 11位 としまえん思い出コーナー

エントランス交流ゾーンの一角に、としまえんの思い出コーナーがありました。
このコーナーは、アド街15位で次のように紹介されました。

ベンチや正門の一部、ジェットコースターのレールなどが展示されています。
大正15年に体育と園芸の施設としてオープン、戦後は遊園地として「空飛ぶ電車」「屋内スケート場」などもできました。
もともとこのあたりは、豊島氏の練馬城のあと。室町時代に太田道灌に滅ぼされたといいます。公園入口あたりが城跡です。

アド街では、「豊島園の思い出と魅力をつなぐ会」の活動もこんな風に紹介。

閉園前には飾り付けをしたり、現在は豊島園にあった世界最古の回転木馬「エルドラド」の復活を待ちわびている。

実際に歩いてみると、「としまえんの思い出コーナー」の横に、「この土地の歴史と思い出」とコーナーがありました。
室町時代に豊島氏が作った練馬城→大正時代に実業家 藤田好三郎氏が作った「豊島園」のことが書かれていました。

いろいろな時代の園内マップ。石神井川が真ん中を通り、いつの時代も、池やプールなど、水を生かした遊園地だったようです。

西武線 豊島園駅

豊島園駅は、アド街20位「スタジオツアー東京 エクスプレス」の中でこのように紹介されました。

スタジオツアー東京の最寄駅の豊島園駅のホームも、ハリポタの世界観に合わせてリニューアル。としまえんにあった、ベンチや電話ボックスも赤くペイントされて、人気のフォトスポットに。列車もリメイクしてホームに展示されている。
池袋駅ホームの一部もリニューアルし、ハリポタ仕様にラッピングされた西武線の車両も運行を開始して、ハリポタの気分を楽しめる。

ホームは、赤で統一され、ハリー・ポッターのBGMが流れています。
造りとしては、私鉄の始発駅なんだけれど、徹底した赤でハリポタ感を出しています。

行かなかった春日町の方

今回の散歩で、私は春日町方面にはいかなかったのですが、紹介された店が3点ありました。

豊島園通りを北に行ったところにある志村電気珈琲焙煎所は、アド街13位。前回のアド街でも訪問、ご主人が電気、奥さんがカフェをしていたが、今はほぼカフェになっている。(店内のコーナーに電気グッズがある)
御主人も「1対9でカフェ」と語っていて、大きくなったお子さんも、電気修理も手掛けるご主人も、カフェを手伝っています。

アド街17位のコンビニエンスストア高橋は、は野菜や日用品なども売っていて、カフェもやっているコンビニ。自家製酵母のパンが看板商品です。

春日町駅に近い〇芋は、アド街14位に登場。幕末に建てられ、区の文化財になっている米店で焼き上げるサツマイモ。「甘味がちがう」とお客さんに評判。
昼から売られる4色のお餅も大変な人気。

こちらの3店も見逃して残念。
次は春日町方面から歩きだそうか。

「ハリーポッターだけでない」と番組でも行っていましたが、豊島園は、お城あり、グルメあり、高級住宅地ありのいい町でした。
お散歩におすすめです!



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