根津神社のつつじ2025見に行った!アクセス・見頃・開花情報・アクセスをご紹介

はなさんぽ

文京区にある根津神社のつつじを見に行きました。
この地はもともと甲府宰相徳川綱重の下屋敷。綱重が植えたことに始まるつつじは、350年以上の歴史があります。小高い丘に咲く100種3000株の眺めは最高。国の重要文化財である本殿や門、人気スポットである乙女稲荷など歴史あるスポットも必見です。

この記事では、根津神社のつつじについて
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
などについてまとめました。

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根津神社のつつじ 見頃時期・開花情報

根津神社で配布している「文京つつじまつり」のパンフレットによると、根津神社のつつじの例年の見頃は、4月上旬〜4月上旬です。

さらにパンフレットには、下のように書かれています。

4月上旬:つつじの開花がはじまります。散ったり傷んだりしている花がなく、新緑と花のコントラストが美しい季節です。
4月中旬:最も多くの花が開花します。
4月下旬:遅咲きの花が中心になります。最近は、4月25日以降は散ってしまうこともあります。

2025年 根津神社のつつじについてのx(旧ツイッター)投稿
・4/11 蕾多めだけれど、早咲きは咲いている、少しはやい、充分美しい
・4/7~4/8 開花はじまった まだ緑が多い

「まだ早い」という投稿と、「きれい」という投稿がありましいた。「何回行っても違う花を見ることができる」という声もありました。

私は2025年4月8日に訪問しました。下から見るとまだまだのようでしたが、入園料を入って中に入ると予想以上に開花していて、混雑も少な目。つつじの美しさを満喫しました。

根津神社へのアクセス

根津神社へのアクセス方法は次のようになります。

東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩5分(根津神社・表参道経由)
東京メトロ千代田線「千駄木駅」より徒歩5分(根津神社・北参道経由)
東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩5分(根津神社・表参道または西参道経由)

根津駅からのアクセス

私が撮った写真で、根津駅から根津神社までのルートをご案内します。

不忍通りを千駄木駅方面に進みます。

老舗の和菓子店「秋田屋」を覗くと、今日は空いていました!テイクアウトで「豆餅」と「のり巻」を買いました。人気店なので混んでいることも多いこのお店、店内でいただく「あんみつ」も最高です。
混雑していることも多いけれど、是非立ち寄りたいお店です。

更に不忍通りを進み、「根津神社入口」信号を左折します。

根津神社までは、情緒あふれる細い道を通っていきます。

表具店の建物に見とれたり。

米屋さんの店先ではおにぎりを販売中。「自由にお取りください」の地図をいただきました。「根津権現かいわい浪漫ちっくマップ」は、ゆかりの人物の似顔絵がみっしり入った地図でした。

新しいカフェもできていました。

運送店の古い看板と日本医大の間の道を通ります。

根津遊郭跡地の看板がひっそりと掲げられていました。

着きました!

根津神社のつつじの見どころ

根津神社のつつじを私が撮影した写真でご案内します

表参道の鳥居をくぐって歩いて行くと、キッチンカーが2台出ていました。ドイツソーセージにレモネード、角煮バーガーにやきいも、と魅力的なメニューが並びます。キッチンカーの近くにはベンチもあありました。

つつじ苑の手前が池になっていました。

亀が驚くほど団子になっていました。

つつじ園を下から見上げるとこんな感じ。まだまだ緑色が目立ちます。丘に丸い緑色がポコポコしているのが可愛いです。

つつじ苑入口にの?まだ早いの?」とためらってしまいます。ここは、行ってみることにしました。

受付で500円払って中へ。

つつじ苑の中はこんな感じ。咲いている花に近づいてみます。

蕾が多いけれど、新鮮な花たち。

こんなに咲いています。ところどころ名前を示す看板がありますが、多くの花は名前がわからず・・
つつじ苑にいるのは、外国からの旅行者のグループと、女性のグループなどほんの数人。
平日の午後遅くとはいえ、だいぶ空いていました。

つつじ苑を歩いている方たちは、とても満足そうでした、

丘の上に見えるのは「弥生正緑館(やよいしょうろくかん)」。看板を読むと、次のようなことが書いてありました。

・明治30年頃、輸入生地商を営む初代当主澁谷正吉氏によって建てられたもの。大蔵喜八郎・渋沢栄一などの実業家がしばしば訪れた。
・一階が洋館、二階が和風の作りで、当時流行した和洋折衷の洋館。館内非公開。

思いがけず洋館とつつじの写真も撮ることができました。

つつじ苑の上の方まで上がってきました。つつじの向こうに千本鳥居が見えます。私の写真では今一つですが、肉眼ですと鳥居がもっとはっきり見えます。

このあたり、最もよく開花していました。まだ枯れた花がないこの季節、つつじ苑に入場して正解でした。

根津神社の見どころ・歴史

つつじ苑のあとは、根津神社を散歩します。

千本鳥居・乙女稲荷

乙女稲荷に通じる参道には、奉納された鳥居が並ぶ「千本鳥居」があります。人気のスポットも今日は楽に通ることができます。昨年のゴールデンウイークには、かなりの行列でした。

まだまだ鳥居が続きます。

ここでお参りします。

乙女稲荷は、下から見上げても素敵です。

楼門

江戸内の神社の楼門で唯一残っているもので、重要文化財です。

唐門

唐門です。社殿の周囲を囲んでいるのは「透かし堀」です。細い木で菱形に組まれた窓から中が透けて見えます。

建物のほとんどが重要文化財だという根津神社。徳川綱吉の時代からの建物が今も残り、美しさと重厚さに圧倒されます。根津神社の歴史は次のようになっています。

・千九百年余ほど前に創祀したと伝えられる。

・江戸時代、現在の根津神社は、甲府宰相徳川綱重の山手屋敷であり、六代将軍となる綱豊(家宣)の生誕の地でもある。

・五代将軍徳川綱吉は、兄綱重の子綱豊(家宣)を養嗣子に定めた。家宣の産土神である根津権現社に屋敷地を献納し、現在の社殿を奉建し、千駄木の旧社地より遷宮した。

・昭和20年戦禍により社殿の一部に損害を受けた。昭和34年から復旧工事を竣工。社殿に続き、唐門、透塀、楼門の修繕も行った。

ゆうれい階段・異人坂 根津神社の近隣スポット

根津神社の周りは、坂道や階段が多い場所です。
写真は「おばけ階段」

文京区役所のホームページには「上りと下りで段数が異なることから「お化け階段」として知られる坂道です。かつては幅が狭く、薄暗い道でしたが、拡幅工事が行われ、手すりもついて、きれいな階段に整備されました。」とあります。

「上りと下りで違う」って何を言っているんでしょう。
調べてみると「一段目が非常に段差が低いため、上りでは一段目と認識できるけれど、下る時は認識できない」というのが理由みたいです。

途中で曲がっていてミステリアスな雰囲気の階段でした。

東京大学のキャンパスの裏手を通ります。建物は、「東京大学向ヶ岡ファカルティハウス」です。

坂道が二手に分かれているような不思議なな場所です。
この坂道は「異人坂」

多くの外国人が住んだため「異人坂」と名づけられたそうです。看板には次のような説明が。

,異人坂には、明治時代東京大学のお雇い外国人教師の官舎があった。
・ここに住む外国人は,この坂を通り,不忍池や上野公園を散策した。当時は,外国人が珍しかったことも手伝って,「異人坂」と呼ぶようになった。
・外国人の中には,日本の医学の発展に貢献したベルツ(ドイツ人)がいた。

非常に風情のある景色でした。

根津教会~根津神社 近隣スポット

根津神社のすぐ近くにあるのが根津教会です。
こちらは、1919年にアメリカ福音派の礼拝堂として建てられました。関東大震災や戦災にも耐えて残っている貴重な建築物で、国登録有形文化財です。

小さくて可愛らしい姿のこの教会は必見。つつじの季節は、この教会のモッコウバラも美しいそうですよ。

根津神社のつつじ  まとめ

文京区にある根津神社のつつじを見に行きました。
この地が甲府宰相徳川綱重の下屋敷だった時、綱重が植えたことに始まるつつじは、350年以上の歴史があります。小高い丘に咲く100種3000株の眺めは最高。国の重要文化財である本殿や門、人気スポットである乙女稲荷など歴史あるスポットも必見です。

今回は、つつじが咲き始めた4月8日午後に訪問。混雑のない中、美しいつつじを見ることができました。根津神社のつつじ、おすすめです。

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