葛西臨海公園には、5万7千球の水仙が咲くスイセン畑があります。
大きな観覧車の下に水仙の花が咲く光景は、この公園ならではの景色です。
葛西臨海公園駅の駅前にある公園ですので、アクセスは最高。海沿いの広場や、水族館など、楽しいことがいっぱいです。
見頃のピークの2/8(土)&9(日)には、「水仙まつり」も開催されます。

この記事では、葛西臨海公園の水仙について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・ランチスポット
・水仙まつり
などについてまとめました。
葛西臨海公園の水仙 開花情報・見頃時期
葛西臨海公園の水仙の見頃は、例年1月から2月です。
葛西臨海公園では、x(旧ツイッター)で開花情報を発信しています。お出かけ前には、ぜひチエックするとよさそうですね。
2025年 葛西臨海公園 水仙の開花についてのx(旧ツイッター投稿)
・1/30 見頃をむかえました
・1/27 見頃はじまり3~4分咲き
・1/7~1/17 咲き始め
2025年1月31日現在、見頃にはいったところです。
2024年 葛西臨海公園 水仙の開花についてのx(旧ツイッター投稿)
・2/22 きれいに咲いている花もあります
・2/19 メインの水仙畑は今が見頃
・2/2~2/16 見頃
・1/23 花数が増えている
・1/14 咲き始め
2024年は、1月末から2月中旬が見頃だったようです。

私は、2025年1月28日(火)に訪問しました。
場所によってかなり咲いている所と、咲き始めのところがありました。
充分美しくて、スイセン畑を満喫しましたよ。
葛西臨海公園の水仙は、いくつかのブロックに分けて植えられています。畑によって、開花状況には違いがありました。今咲いていない畑では。2月が見頃になっていくのでしょう。長い期間にわたって花が楽しめそうです。
葛西臨海公園 スイセン畑へのアクセス
葛西臨海公園のアクセスは下のとおりです。
・JR京葉線・武蔵野線「葛西臨海公園駅」から徒歩1分
・東京メトロ東西線「西葛西」「葛西」⇒都バス葛西臨海公園行き 約20分
葛西臨海公園駅からのアクセス

葛西臨海公園駅から出ると、そこは葛西臨海公園です。
初めて来ました。
葛西臨海公園はすごく広いと聞いていたけれど、スイセン畑は観覧車の下にあるらしい。

観覧車の方に向かって歩きます。

あっという間に観覧車の下まで来ました。残念ながら点検日でお休みでした。

観覧車を過ぎると、スイセン畑が見えてきました。駅からは100mほど。あっという間に着きました。
葛西臨海公園 水仙の見どころ

ここからは、私が撮った写真でご案内します。

スイセン畑の前には、こんな看板が。
静岡県下田市、福井市、千葉県鋸南町、兵庫県洲本市から提供された日本水仙(ニホンズイセン)が植えられているということでした。
日本水仙は、関東以西の傾斜地に群生していて、上の4つの市や町は群生地があることで知られているいるそうです。

水仙の花は、こんなに咲いていました。つぼみも多くて、まだまだ開花が進みそうです。

スイセン畑は、木の杭(くい)とロープで区切られた畑がいくつも繋がっています。この畑はこれから開花しそうです。

観覧車に近いのスイセン畑は、だいぶ咲いていました。

こんなに咲いています!さっきの畑より背も高い。


観覧車と水仙、この公園ならではの景色です。
春のような日差しの中、グループの方や、小さいお子さんと一緒の方たちが水仙を楽しんでいました。平日のお昼前とあって、混雑は全くなくのんびりしていました。
葛西臨海公園 ランチスポット
水仙を見たあとは、ランチを食べにいきました。海沿いの展望広場を目指します。

雑木林の中の道を通って300mほど。海岸につきました。開放感がすばらしい!橋でつながる島には人工の砂浜があり、水遊びやバーベキューが楽しめます。

海に面した展望広場の丘には、キラキラ輝く建物が。展望レストハウス「クリスタルビュー」です。

1階のクリスタルカフェで、アボガドとエビのホットサンドとレモネードを注文しました。
スペースゆったりのきれいなお店でした。平日とあって、楽々と座ることができました。
サンドイッチも、野菜たっぷり、ヘルシーで美味しかったです。
テラス席ではペットと一緒に座ることもできるし、芝生広場でテイクアウトできる「ピクニックセット」もありました。もう少し暖かい季節だったら、海辺の解放感を感じながら、外で食べるのもいいなあ。
葛西臨海公園のランチスポットとしては、ハワインアンフードが食べられるパークライドカフェ&レストランもあります。こちらのハワイアンパンケーキも気になります!
葛西臨海公園 水仙まつり
2025年の「葛西臨海公園 水仙まつり」は、2月8日(土)~2月9日(日)10時~15時に開催されます。
※荒天などで中止や変更がある場合は、葛西臨海公園の公式Xでお知らせします。
全国のスイセンの名所による出展ブースや、楽器演奏、ストリートパフォーマンスのステージを実施します。
・下田市、福井市、鋸南町の特産品販売
・ステージパフォーマンス 大道芸、三味線、声楽、太鼓演奏など
・カヌー体験
・いきもの展示と野鳥ガイドツアー
・お花の販売とポニー乗馬体験

くわしい日時や参加方法については、「葛西臨海公園 水仙まつり」公式ホームページをご確認くださいね。
葛西臨海公園の概要・歴史
葛西臨海公園の概要
葛西臨海公園の概要は下のようになっています。
・葛西臨海公園は、「緑と水と人のふれあい」をテーマに五つのゾーンからなる公園です。
・昭和60年に葛西沖開発土地区画整理事業の一環として着手。平成元年度に一部がオープン。平成6年には鳥類園ゾーン、平成7年に展望レストハウス「クリスタルビュー」、平成13年に観覧車がオープンしました。
・ウメ、クロマツ、サクラ(オオシマザクラ、ソメイヨシノなど)、ヤマモモ、ネムノキ、スイセン、ハマボウなどが咲きます。
・葛西臨海水族園は、ガラスドームが目印。クロマグロたフンボルトペンギンなど、600種を超える海の生き物を見ることができます。
・鳥類園は、淡水池と汽水池、林や草地を人工的に造り、野鳥や魚介類が生息できる環境を作っています。
今回は時間の都合で行きませんでしたが、広大な鳥類園にも興味があります
意外なことに、小さな日本庭園もありました。


思いがけずロウバイの花がありました。日本庭園も素敵!
葛西臨海公園の歴史

ランチを食べた「クリスタルビュー」の2階には、葛西臨海公園・海浜公園の歴史についてな展示がありました。こんなことが書かれていました。
・公園周辺には、荒川や旧江戸川からの土砂が堆積した遠浅の海が広がっている。
・昭和30年代までは漁業がおこなわれていた。
・昭和30~40年代には、海岸の汚染やゴミの投棄などがあった。
・昭和40年代以降、葛西の海の三枚洲の保全や、生息する生き物の保護を求める声が高まった
「葛西沖開発土地区画整理事業」が始まり、人工のなぎさを持つ葛西海浜公園が整備。野鳥や干潟の海の生き物などが残る貴重な場所になっている。
ますます鳥類園が気になります。
葛西臨海公園の水仙まとめ
葛西臨海公園には、5万7千球の水仙が咲くスイセン畑があります。
大きな観覧車の下に水仙の花が咲く光景は、この公園ならではの景色です。
葛西臨海公園駅の駅前にある公園ですので、アクセスは最高。海沿いの広場や、水族館など、楽しいことがいっぱいです。
見頃のピークの2/8(土)&9(日)には、「水仙まつり」も開催されます。
実際に行ってみると、葛西臨海公園が貴重な東京湾の自然を残す公園だとわかり、すみずみまで歩いてみたくなりました。広いけれども、パークトレインもレンタサイクルもあります。
というわけで、葛西臨海公園の水仙、おすすめですよ。また訪問してみたいです。