新宿区・甘泉園(かんせんえん)に行ってきました。四季折々の自然が美しい庭園は、穴場の紅葉スポットです。紅葉の季節に、都電荒川線で訪れたい庭園です。
この記事では、甘泉園の紅葉について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・混雑
・周辺観光
などについてまとめました。
甘泉園の紅葉2024 見頃時期
甘泉園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬頃です。2024年は、全体的に紅葉の時期は遅めのようです。
私は11月19日に訪問しましたが、紅葉がはじまったところでした。
11月25日までのエックス(旧ツイッター)などでの投稿を見ても、「紅葉はじまった」「見頃は来週か」などの投稿が多いです。
2023年も紅葉が遅れた年でした。
2023年のエックス(旧ツイッター)の投稿を見ると、11月28日から12月第一週くらいまで、紅葉がきれいだという投稿が見られました。
なかなか丁度見頃の時期に行くことが難しいかもしれません。紅葉の始まりの時期には緑や黄色が混じった色彩の美しさを、紅葉が終わりの時期には深い赤色の美しさを、とその時期の紅葉を楽しめればいいですね。
甘泉園公園へのアクセス
下の3つが、主なアクセス方法になります。
・都電荒川線「面影橋駅」から徒歩5分
・地下鉄「西早稲田駅」から徒歩8分
・地下鉄「早稲田駅」から徒歩10分
甘泉園公園へは、いずれの駅からも、平坦な道で行くことができます。私は、都電荒川線「面影橋駅」から歩くルートが、お出かけの非日常感が感じられて気に入っています。
都電荒川線「面影橋」からのルートを、私が撮った写真でご案内します
都電荒川線の面影橋駅です。都電荒川線は神田川に沿って走っていて、橋の名前が駅名になっています。甘泉園公園は、神田川が作った斜面に作られている庭園です。
新目白通りを東(早稲田駅方面)に歩きます。時々電車に出会います。
都電荒川線に乗ると、東京都内にいることを忘れそうになります
5分ほどで、甘泉園公園入口に着きます。
新目白通りをまっすぐ歩くだけ。とてもアクセスがいい公園です。
甘泉園公園 紅葉のみどころ
2024年11月19日のお昼前に、甘泉園公園を訪ねました。
甘泉園公園の中にはいってみます。引き続き、私が撮った写真でご案内します
甘泉園公園の中を進むと、このような門がありました。
庭園の中では、赤くなっている木も少しある、という感じでした。
甘泉庭園では、冬囲いを設置する作業中でした。きびきびと作業する様子を見るのも貴重な機会でした!
紅葉している木はまだ一部ですが、太陽の光を受けて美しい景色でした。
池の周りです。紅葉もですが、冬囲いの制作過程も興味深い!この公園には、上池・下池の二つの池があります。
池の周りの小さい山に登ってみました。
ベンチや椅子は数個ですが、お手入れがよくてとても綺麗でした!
紅葉シーズン前の平日とあって、庭園内を歩いているのは数人程度。とてものんびりできました。
甘泉園公園の概要
甘泉園公園には、徳川御三家の一つ清水家の下屋敷跡に作られた回遊式庭園が作られています。
その名前は、庭園に湧き出る水がお茶に適していたからだと伝えられます。
甘泉園公園内の看板には、甘泉園公園の歴史について下のように記されていました。
・安永3年(1774年)に徳川御三家の一つ清水家の下屋敷が置かれる。
・明治30年頃 相馬家の所有となる。
・昭和13年 早稲田大学に移管
・戦後に東京都が買収
・昭和44年 新宿区に移管
同じく、甘泉園公園内の看板には、甘泉園公園についても下のように記されていました。
・庭園は、神田川右岸を東西に走る台地の北面の傾斜地とその低地に位置する。
・段丘の高低差を利用して、泉の水を引いた池を回遊する林泉になっている。
・池から見上げる常緑樹林・春のツツジ、秋の紅葉が水面に映り、見事な景観を作り出している。
ツツジも咲くのですね。混雑を避けて、四季の美しさを楽しめる公園です
甘泉園公園周辺 おすすめスポット
甘泉園公園の近辺には、早稲田大学のキャンパスや大隅庭園があります。早稲田大学の中には、多くの博物館などもあります。
お隣には、水稲荷神社もあります。こちらをご紹介します。
水稲荷神社
面影橋駅から甘泉園公園に向かって歩いていると、甘泉園公園の手前に水稲荷神社の参道が見えました。
神社に向かう石段は、このように曲がりながらのぼっていきます。
甘泉園公園 紅葉まとめ
この記事では、甘泉園公園の紅葉についてまとめました。
紅葉の穴場といわれている甘泉園公園は、丁度良い大きさの手入れの行き届いた庭園の中で、混雑とは無縁の紅葉を楽しめるスポットです。
都電荒川線「面影橋」から真っすぐな道を徒歩5分というアクセスの良さも魅力です。
近くには、早稲田大学キャンパスや、肥後細川庭園もありますので、一緒に回ることもできます。
甘泉園庭園の紅葉、おすすめです。