昭和記念公園の黄色いコスモスを見てきました。花の丘いっぱいのキバナコスモス「レモンブライト」は夢の世界。
でも、昭和記念公園って、広いですよね!
9月になっても暑い日が続く中、広い昭和記念公園を、できるだけ快適に移動したいと思いませんか?
この記事では、コスモスまつり直前に、昭和記念公園でコスモスを見てきた私が、暑さをしのぎながら、快適に花を楽しむルートを提案します。
私は、実際におすすめルートを歩いて、園内の花を見て、話題の隈研吾さんのオカカフェも楽しんできました。
2024年9月14日~10月20日まで行われるコスモスまつりに行く方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
立川が生活圏の私は、こんな記事も書いています。
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コスモスまつりの3つの会場
昭和記念公園のホームページによると、コスモスまつりの会場と、内容は次のようになっています。
場所 | 内容 | ||
花の丘 | キバナコスモス レモンブライト | 400万本 | 8月下旬~9月下旬 |
原っぱ東花畑 | コスモス センセーション | 20万本 | 10月上旬~10月下旬 |
原っぱ南花畑 | 秋のブーケガーデン | 10万本 | 9月上旬~10月下旬 |
原っぱ東花畑 | イエローガーデン イエローキャンパス | 5万本 | 10月上旬~10月下旬 |
これを見ると、コスモスまつりの主役は、花の丘のレモンブライト。400万本と本数も圧倒的。キバナコスモスの仲間、レモンブライトが咲いている9月中に行くのがおすすめです。
しかし、この花の丘は、立川駅の方からアクセスすると、結構遠いところにあります。
どんなアクセスの方法があるのか、まとめてみました。
花の丘へのアクセス(パークトレイン)
昭和記念公園には、パークトレインという汽車型の乗り物があります。昭和記念公園のホームページにここのように紹介されています。
「パークトレインは公園内を約50~60分で一周する、汽車型の乗り物です。移動はもちろんのこと、ゆっくりと進みながら、公園施設や見どころの紹介も行っています。」
めちゃくちゃ魅力ですね。
ちょっと難しさもあって、このように書かれています。
「 乗車日によってルートと運行間隔が変わります。「運行予定表」と「パークトレイン周遊コース」をよくご確認ください。」この運行予定表が細かくて複雑です。
私が実際に見かけたパークトレインはこんな感じでした。
トレインだけれど、道路を走るから、タイヤがついているんですね。可愛いトレインです。
花の丘のすぐ近くの「砂川口」のパークトレイン乗り場です。花の丘の花が見ごろな間は、ここまで運行する場合が多いようです。
こののりばの掲示を見ると、この日の運行は次のようになっていました。
運行ルート:特別B
本数:9時台から16時台まで 1時間に1~4本
料金:大人(15歳以上)で、回450円。1日フリーパス券が600円です。
ルート:特別ルートBで運行。立川口→みんなの原っぱ→砂川口→日本庭園→こどもの森→渓流広場→レイクサイド→立川口
立川駅から、この日のルートのパークトレインに乗るとすると、こんなルートになりそうです。
立川駅→徒歩10分→昭和記念公園立川口
立川口→パークトレイン15分→砂川口(花の丘の最寄りパークトレイン乗り場)
砂川口(花の丘最寄りパークトレイン乗り場)→パークトレイン30分弱→立川口
昭和記念公園立川口→徒歩10分→立川駅
注意事項もあります。
※コスモスまつりの間は、1日フリーパス券がありません。
※子ども、65歳以上、障害のある方は料金が変わります。
※毎日の運行ルートは、昭和記念公園のホームページに掲載がありますが、変更があることもあります。
花の丘へのアクセス(自転車)
昭和記念公園内は、自転車専用道路があり、自転車の貸出を行っています。
貸出は、立川口、西立川口、砂川口近くにあります。
広い昭和記念公園の移動に、自転車も便利で、私も使ったことがあります。
注意事項としては、花の丘近くでは、自転車専用道路の見晴らしがあまりよくないので、自分の位置を見失わないようにしないと、ということくらいです。私、迷いそうになったことがあります。
専用道路内にも、標識が多数ありますので、方向に自信がない方以外は、とてもよい手段です。
花の丘へのアクセス(砂川口から徒歩)
私がこの記事で特におすすめしたいのは、下のルートです。
立川駅→立川バス15分→昭和記念公園砂川口→徒歩5分→花の丘(コスモスまつり)→徒歩7分→みんなの原っぱ(コスモスまつり、オカカフェ)→徒歩15分→昭和記念公園西立川口→徒歩2分→西立川駅
少し歩きますが、コスモスまつりの2つの会場を見て、昭和記念公園のさまざまなスポットをしっかり楽しめる最強のルートかな、と思っています。
ここからは、コスモスまつり直前の9月11日(月)に歩いてみた様子をお伝えします。
砂川口から昭和記念公園を歩いてみた
9月11日(月)午後2時過ぎにJR立川駅に着きました。気温34℃です。
立川駅~砂川口
立川駅北口2番乗り場から立川バスに乗ります。
「玉川上水南口行き」以外でしたら、どのバスに乗っても大丈夫です。
「昭和記念公園砂川口」で下車します。乗車時間は15分程で、座ることができるくらいの込み具合でした。
砂川口~花の丘
午後2時45分、昭和記念公園砂川口でバスを降りました。平日の暑い午後に、このルートで昭和記念公園を目指すのは私だけでした。
入り口がわかりにくいのですが、林の右側に入口の建物が見えました。
Suicaで入場できるのですね。これは便利。
砂川口のゲートで、花だよりと園内地図をもらいました。「花だより」は週刊で出ているもので、コスモス以外の季節の植物と咲いている場所が載っていました。
花の丘を目指します。まっすぐな木陰のない道。この日の中で、一番つらかったのはここでした。しかし、花の丘までは数分で着きます。
右手に花の丘の黄色い色が見えてきました。
そして、これがパークトレイン砂川口ののりばです。
パークトレインが近づいてくるらしい音が聞えたので、待ってみることに。
やってきました!この暑さもあって、乗客は数名。園内を説明するアナウンスが流れていました。
別の機会に乗ってみたいな、と思えるトレインでした。
花の丘 キバナコスモス「レモンブライト」
花の丘の階段を上っていきます。
丘の上の道に来ました。レモンブライトの黄色と青空しか見えず、夢みたいな景色です。
フォトスポットがありました。花畑の中に道があって、そこで写真を撮れるみたい。
この台の上から撮るんですね。
こんな感じです。週末は混むのでしょう、「フォトスポットは譲り合って」と注意書きがありました。この日花の丘にいたのは、立派なカメラを持った方たちを中心に数人。
フォトスポットでもゆっくりしてしまいました。
花の丘のもう一つのフォトスポット、ブランコです。
花の丘全景です。400万本のレモンブライトは、8月後半~9月後半に咲くようです。8月はだいぶ暑いので、9月の晴れた夕方に来ることができて丁度よかったです。
花の丘~みんなの原っぱ
コスモスまつりのもう一つの会場になる「みんなの原っぱ」に向かいます。
花の丘のすぐ近くにあるのはこもれびの里です。ここは、武蔵野の農村を再現したエリアで、十五夜や稲刈り体験などが行われているようです。
こもれびの里から、みんなの原っぱまでは、木が多く、ほっとする道でした。つきあたりを左に行くと、みんなの原っぱになります。
自転車専用道路を渡ります。こんな感じで歩行者とは違うコースを走る専用道路になっています。標識がところどころに立っています。
原っぱ東花畑 コスモスセンセーション
昭和記念公園の中心部、「みんなの原っぱ」が見えてきました。原っぱの周りも、林の中で快適に歩けます。
コスモスまつりの会場の一つ、原っぱ東花畑に着きました。「コスモス センセーション」では、20万本のコスモスが見られるそうです。時期は10月上旬~下旬ということで、ピンクのピンクのコスモスが咲き始めたところでした。
踏切りとピンクのドアがフォトスポットみたいです。花が咲いたら、いい写真が撮れそうです。
オカカフェ 隈研吾さん設計のカフェ
時間は午後3時半。砂川口から45分で、オカカフェに到着しました。
隈研吾さん設計の「混んでいる」と評判のカフェ、「こんな猛暑の日なら座れるかな」と覗いてみました。
席が半数以上埋まっていましたが、空席あり。
オレンジフロートを注文し、窓際に座ります。
みんなの原っぱには大きなケヤキの木があって、それを見ながらのティータイムは最高でした。
原っぱ南花畑 秋のブーケガーデン&コスモス
みんなの原っぱを、日陰を選んで歩きます。次は、コスモスまつりのもう一つの会場「原っぱ南花畑」
ここは「秋のブーケガーデン」の会場でいろいろな種類の花が10万本咲くようです。見頃は9月上旬~10月下旬。
看板を見ると、背の高いコスモスと、中くらいのジニア、サルビア、ケイトウなどと、背の低いマツバボタンやポーチュラカが植えられているみたい。
丸っこいコキアルージュがラブリーです。マツバボタンの姿も。
ここにもフォトスポットがありました。まだ、花は咲き揃ってなく、10月からはこの会場で、黄色いコスモスも5万本が咲くそうです。10月が楽しみな場所ですね。
みんなの原っぱ~ハーブの丘
砂川口ゲートでもらった花だよりに、「ハーブの丘」にも花が咲いていると情報があったので、行ってみます。ハーブの丘はみんなの原っぱの西南にあります。
公園がありました。わんぱくゆうぐという名前みたい。
みんなの原っぱの南側。午後4時近くなって、暑さがやわらいできました。
ハーブの丘近くまで来ると、西立川駅が近くなります。
パークトレイン「ハーブの丘」停留所。停車しない日は、近くの停留所を示してくれるようです。
ハーブの丘のヒマワリ(サンフィニティ)
ハーブの丘に着きました。見頃は過ぎているようですが、サンフィニティという黄色い花が咲いているというので、見に来ました。ここにもフォトスポットが。今度は白いドアです。
見頃すぎとはいえ、青空に映えていい景色でした。
ハーブの丘 パンパスグラス
私が気に入ったのは、このパンパスグラス。イネ科の巨大なススキのような植物らしいのですが、なんてワイルド。ふさふさした穂が自慢だそうです。
これは見に来てよかったです。
ハーブの丘~西立川口
西立川駅に向かいます。
園内を流れる残堀川(ざんぼりがわ)を渡ります。
前は、レインボープールがあったエリア。工事の音がしていました。
水鳥の池にボートが浮かんでいました。「こんなにきれいな池があったんだっけ?」と驚きがありました。
西立川口のゲートです。前方に西立川駅が見えていて、2分ほどで着きます。時間を見ると、午後4時40分。砂川口から2時間ほどで、コスモスまつりの3つの花畑、隈研吾さんのオカカフェ、ハーブの丘の花を楽しみました。
この記事では、下の内容について書きました。
・昭和記念公園2024年コスモスまつりの概要
・メイン会場で黄色いコスモスが咲く「花の丘」への3つのアクセス。
・私がおすすめする「砂川口」からのアクセス方法と、体験記
9月の暑い日でしたが、砂川口から、午後3時前にスタートすることで、暑さを避けながら、昭和記念公園を満喫しました。
この記事を読んだ皆さんも、昭和記念公園で行われる「コスモスまつり」を楽しんでいただければと思います。