調布市にある国領神社の藤を見に行きました。
国領神社の藤は、御神木「千年乃藤」。樹齢約4~500年の藤の木が、高く伸びてまた降りて来て、藤棚に広がる様子は、風格を感じさせます。
京王線・調布駅や布田駅からも近く、アクセスも抜群です。

この記事では、国領神社の藤について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
などについてまとめました。
国領神社の藤 見頃時期・開花情報
国領神社は、ホームページで、藤の開花情報を発信しています。開花時期は、ほぼ毎日、写真とともに情報が更新されていますので、おでかけ前にぜひごらんください。
国領神社ホームページの2025年 藤開花情報
・4月14日
2~4分咲き
・4月21日
6分咲き
・4月22日
7~8分咲き
・4月23日
8~9分咲き。見頃
・4月25日~31日
見頃
・5月1日~
散り始め
私は2025年4月30日 の早朝に訪問しました。見頃の最後の方でしたが、美しい花を見ることができました。
国領神社へのアクセス
国領神社へのアクセスは次のようになります。
・京王線「布田駅」より徒歩5分
・京王線「調布駅」より徒歩12分
調布駅からのアクセス

私が撮った写真で、調布駅から国領神社までのルートをご案内します。
各駅停車のみが停車する布田駅と比べて、便利な調布駅から歩いてみました!

調布駅東口に出ました。

旧甲州街道を、布田駅の方へ歩きます。バス通りですが、車の行ききもほどほどで、楽しく歩ける道です。

不動前商店街の看板が出てきました。

「布田」のバス停の向こうに、こいのぼりが見えました。

交差点にある「常性寺」の境内に、こいのぼりが泳いでいたのでした。

旧甲州街道を、常性寺の少し先で、左折します。

「子どもがたくさん歩いてる」と思ったら、つきあたりの甲州街道沿いに小学校がありました。右側にあるのが国領神社です。

国領神社は、甲州街道に面しています。
調布駅から12分で着きました。歩きやすい道で快適に到着しました。
国領神社の藤の見どころ

国領神社の藤を私が撮影した写真でご案内します

国領神社の鳥居をくぐると、そこには藤棚が。境内の多くの部分が藤棚で占められているのです。


少し、最盛期をすぎた時期の訪問でしたが、まだまだ咲いていました。

国領神社「千年乃藤」の説明看板がありました。
国領神社の藤の由来は次のようになっています。
・この藤の木は、樹齢約4~500年といわれ、畏敬の念を込め、「千年乃藤」と呼ばれている。
・以前は、大人ふたかかえ以上の欅(ケヤキ)の木にからまって、現在の甲州街道の方まで延びていた。しかし、落雷で枯れて倒木の恐れがでてきた。昭和47年、欅の木の代わりに電柱を2本立て、鉄骨製の藤の棚を作った。
・この藤の棚は、高さ約4メートル、面積約400平方メートルある。
・この藤は、幾歳月を経て茂っているため、延命・子孫繁栄・商売繁盛、万物繁盛に通じる。また「フジ」の字は不二・無事に通じる。このことから、災厄を防ぎ守る御神木として敬われている。

「千年乃藤」の看板を読んでから、藤棚の中央部を見ると、老木がまっすぐ上に伸び、また降りて来て、藤棚の上に伸びていました。とても迫力と風格のある姿です。

本堂です。
私が訪問したのは、朝8時台。境内には、お参りの人や、藤を見に来た人たちが何人かという感じで、穏やかでした。朝の神社っていいですね。
国領神社の歴史と概要
国領神社の歴史と概要は以下のとおりです。
・國領神社(第六天社)と神明社(八雲神明社・杉森神明社)の二社を合わせた神社。
・創建年月は不明である。
・古代多摩川の辺にあった國領神社(第六天社)と神明社(八雲神社・杉森神明社)が、江戸時代に1640年頃街道筋(甲州街道)に移り、昭和三十八年に合祀された。社名を國領神社として現在に至っている。

上の看板にもあるとおり、季節ごとに行事が行われています。
看板には、次の行事が載っていました。
令和7年開催
・藤まつり:4月19日~20日
・泣き相撲:5月4日
・夏まつり:7月5日・6日
・ビアフェス:10月25日・26日
たくさんの催しごとがあって、活気のある神社です。
国領神社周辺 おすすめスポット
国領神社の周りのおすすめスポットを紹介します。
天神通り

調布駅近くの「天神通り」をおすすめします。「布多天神社」に向かう参道沿いにある、古くからの商店街です。

調布は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏が暮らした町。通りのあちらこちらに、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターを見つけることができます。妖怪に会える商店街なのです。

通りの中ほどにある「あずきや安堂」は、今川焼が人気の店。

さまざまな種類があり、かき氷も!お薦めのお店です。
天神通り商店街にある「鬼太郎茶屋」が2024年11月に、深大寺から移転オープンしたばかり。妖怪グッズや、妖怪スイーツの販売も行っています。
国領神社の藤 まとめ
調布市にある国領神社の藤を見に行きました。
国領神社の藤は、御神木「千年乃藤」。樹齢約4~500年の藤の木が、高く伸びてまた降りて来て、藤棚に広がる様子は、風格を感じさせます。
京王線・調布駅や布田駅からも近く、アクセスも抜群です。
国領神社の藤、おすすめです!