神代植物公園のばら園では、約400種類・5,200株の春バラが咲きます。2025年は、5月3日~6月1日(日)に「春のバラフェスタ」を開催します。
園内では、「クイーン・オブ・神代」や開園当初から育てている貴重なバラや、世界バラ会連合殿堂入りのバラ」を見ることができます。噴水のある広場に広がる広大なバラ園は、圧巻です。お隣の深大寺と一緒に楽しめるのも魅力。
私は、2025年5月21日に訪問しました。

この記事では、神代植物公園のバラについて
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・近隣情報
などについてまとめました。
神代植物公園の春バラ 見頃時期・開花情報
神代植物公園のバラについては、公式x(旧ツイッター)がおすすめです。ほぼ毎日、バラの開花状況について、バラ愛あふれる投稿が写真とともにアップされています。
2025年 神代植物公園の公式x(旧ツイッター)投稿
・5/5 六割開花
・5/9 見頃にはいりました
・5/13 満開
・5/16 引き続きばら園は見ごろです
・5/20 近くで見るとちょっとお疲れ気味になってきた品種もある一番花ですが 剪定を進めておりますので 蕾が沢山現れています. 6月末までは次々花が咲きますので
・5/21 赤やピンク色のバラが目立っています。一番花のピークは過ぎてきましたが、現在も多品種のバラがご覧いただけます。
私は5月21日に訪問しました。見頃の後半ですが、まだまだ美しいバラを見ることができました。
春のバラフェスタは 5月3日(土祝)ー6月1日(日)まで、下記の内容で行われています。
・期間中の土日の早朝開園(8時~)
・芝生広場でのバラコンサート 5/24(土)5/25(日)
・botanicalショップ ※雨天中止
・春のバラ展
神代植物公園 バラ園へのアクセス
神代植物公園への一般的なアクセスとして、下の4駅からバスという方法があります。
「神代植物公園」または「神代植物公園前」バス停は、神代植物公園正門の前です。
ただし、正門から「うめ園」までは、園内を数百mほど歩きます。
・京王線「つつじヶ丘駅」からバスで11分
・京王線「調布駅」からバスで15分
・中央線「三鷹駅」からバスで20分
・中央線「吉祥寺駅」からバスで30分
「神代植物公園」または「神代植物公園前」下車。正門までは徒歩1分
「深大寺」下車 神代植物公園「深大寺門」まで徒歩10分
「深大寺小学校」下車 神代植物公園「深大寺門」まで徒歩15分
調布駅から神代植物公園へのアクセス(深大寺小学校前~深大寺門)

何度目かの神代植物公園。今回は、深大寺小学校でバスを降り、深大寺経由で向かいました。京王バスでは、「深大寺へお急ぎの方は、深大寺小学校で下車」のアナウンスをしています。素敵なルートでした。
私は、調布駅からバスに乗り、深大寺小学校で降りました。
訪問した日は、深大寺の「元三大師像 特別大開帳」とバラの見頃が重なったためか、バスには行列ができていました。なんとか座ることができました。

深大寺東参道の坂を下っていきます。大きな石垣があり、風情のある道です。

深大寺小学校跡の碑が。このあたりにあった「多門院」にああったそうです。

「多門院坂」の石柱が。ふらふら石段を上りそうになりますが、深大寺の方へ。
深大寺は大混雑。昼時とあって、参道の蕎麦屋さんは軒並み行列です。
写真は撮らず、蕎麦もとりあえずあきらめて、深大寺の西側を通って、植物公園深大寺門をめざします。

深大寺の境内、端まで行くと静かなところもありました。ここから階段を上って、神代植物公園の深大寺門につきました。
深大寺門~バラ園

神代植物公園内、深大寺門からバラ園までの景色です。暑い日でしたが、日陰が多くて快適でした。

景色が開けて「バラ園」につきました。深大寺門とバラ園は徒歩数分(300mくらい)。あっという間でした。
「バラ園」は正門からも200mほど。「神代植物公園前」でバスを降り、正門経由で訪れるのもおすすめです。
神代植物公園 バラ園の見どころ

神代植物公園 バラ園の見どころを、私が撮った写真でご案内します
私は2025年5月21日(水)、昼頃に訪問しました。
神代植物公園公式x(旧ツイッター)では、見頃過ぎとのことでしたが、まだまだきれいばバラが咲いていました。
神代植物公園のばら園では、約400種類・5,200株の春バラが咲きます。

写真がバラ園の全貌です。大温室前の広場に、噴水を中心としてバラ園が広がります。

こちらの花壇は「ロサンゼルスから来たバラ」が植えられています。
神代植物公園のばら園は、1959年にロサンゼルス市から東京都に約80種の日米親善のバラが送られたことが発端になり作られました。現在でも13品種のバラが残っており、ばら園を彩っています。

上の写真は、世界バラ会議で選ばれて、バラの栄誉殿堂入りを果たした「殿堂入りのバラ」のコーナーです。

このコーナーで美しく咲いていたのが「グラハム・トーマス」。1983年イギリスとありました。

神代植物公園のバラ園は、それぞれの種類のバラが何本も固まって植えられています。上の写真は「ユーロピアーナ」。オランダのバラです。

奥には回廊があってグリーンに覆われた棚の下で一息つけるようになっています。
手前のピンクのバラのドームは、中に入れるようになっていて、フォトスポットになっていました。


手前のバラの紫が印象的でした。ドイツのイントゥリーグです。

庭園の真ん中には噴水が。暑い日だったので、噴水の水を見るだけでほっとしました。
ばら園は、整形式の沈床式庭園。比較的古い品種の現代バラ(モダンローズ)を中心に植栽しているそうです。園内のボードに書いてありました。

大温室前では、「国際ばら新花コンクール入賞花」植え込みがありました。

コンクール作品の中から「桜貝」。京成バラ園で1996年入賞です。

「クイーン・オブ・神代」です。開園50周年を記念して、平成23年の国際バラ新品種コンクールの金賞の花に、公募で名前をつけたそうです。

美しいバラのアーチです。

こちらは、「シャルダン・ドゥ・フランス」。この花たちも、この時期に元気に咲いていました。

ばら園の端には、バラがつたうフェンスとベンチが並んでいました。バラ園を見渡せる、休憩スポットです。

しめくくりに、キッチンカーでバラのソフトクリームを買いました。暑い日のソフトクリーム、バラの香りもしっかりあって、美味しくいただきました。
深大寺
神代植物公園の帰りにぜひ寄りたいのが、隣接する深大寺。2025年5月の訪問時には、あまりに混雑していて、写真を撮りませんでした。※2025年3月撮影の写真を載せています。

深大寺門前の蕎麦店は行列ができるほどでした。


深大寺前の「あめや」で抹茶アイス入り蕎麦パンを購入。こちら大変おすすめです。ちゃんと蕎麦の香がします。

この日の参道はおおにぎわいでした!
神代植物公園 ばら園 まとめ
神代植物公園のばら園では、約400種類・5,200株の春バラが咲きます。2025年は、5月3日~6月1日(日)に「春のバラフェスタ」を開催します。
園内では、「クイーン・オブ・神代」や開園当初から育てている貴重なバラや、世界バラ会連合殿堂入りのバラ」を見ることができます。噴水のある庭園に広がる広大なバラ園は、圧巻です。お隣の深大寺と一緒に楽しめるのも魅力。
神代植物公園のばら園 おすすめです。