湯島天神の梅2025 見に行った!見頃時期・開花情報・梅まつりをご紹介

はなさんぽ

湯島天満宮(湯島天神)に行ってきました。
学問の神様として多くの受験生が訪れる湯島天神。
老木が多かった梅林は、「梅園再生プロジェクト」で新しい木が育ちつつあります。

この記事では、湯島天神の梅について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
などについてまとめました。

湯島天神 見頃時期・開花情報

湯島天神社の梅の見頃は、例年2月中旬~3月上旬です。2025年の見頃予想は2月下旬頃です。
(湯島天神 公式ホームページ)
今年は、都内のどの梅園でも梅の開花が遅れているようです。

2025年の湯島天神公式ホームページの投稿です。

2025年 湯島天神公式ホームページ投稿

・2/22 全体的には ほぼ見頃となりました。本殿前「豊後」最遅咲きの豊後も咲き始めました

公式ホームページでは、2/11~2/22までの神社内の梅の開花状況が、写真で紹介されています。

湯島天神を訪問した人の投稿は、下のようになっています。

2025年 湯島天神の梅についてのx(旧ツイッター)投稿
・3/8~3/9 梅林は散っている、残っているところも
・3/4~3/6 満開 散り始めているところも
・2/27~3/3  満開 
・2/18-2/22 半分くらい咲いている。蕾も多い。

2025年の湯島天神の梅は、3月9日現在、見頃は過ぎたものの、場所によってはきれいに咲いているようです。
私は2月18日に訪問しましたが、早咲きの梅は開花していて、充分楽しみました。まだまだこれからが楽しみです。

湯島天神へのアクセス

湯島天神へのアクセス方法は次のようになります。

①湯島駅 (千代田線) 徒歩2分
②上野広小路駅(銀座線) 徒歩5分
③本郷3丁目駅(丸の内線) 徒歩10分
④御 徒 町 駅(山手線・京浜東北線) 徒歩8分
⑤上野御徒町駅(大江戸線)A4出口 徒歩5分

湯島駅からのアクセス

私が撮った写真で、湯島駅から湯島神社までの徒歩ルートをご案内します。

大通り(都道452号)を歩きます。白梅商店会というのですね。梅まつりのフラッグが下がっています。

大通りを右折します。こちらは「学問のみち」の青いフラッグが下がります。行く手には湯島天神の男坂の石段が見えています。

湯島天神の手前には、雰囲気のある「お休み処 茶房」。その先には「柳井堂 心城院」があり赤い幟が立っていました。

天神石坂(天神男坂)を上ります。ちょっと急な階段なので、休み休み上がっている方も多かったです。

男坂の手前を左折すると女坂に着きます。

女坂は、数段上がると踊り場があるタイプの石段です。

上から見るとこんな感じです。男坂よりは上りやすいですし、雰囲気のある坂です。女坂の両側には梅の木が何本も植えられていました。

訪問した日は、開花しはじめでしたが、湯島天神の梅の見どころの一つです。

湯島天神 梅の見どころ

湯島天神の梅の見どころを、私が撮った写真でご案内します

本殿周辺

まずは本殿にお詣りします。参拝客でおおにぎわいです。本殿脇の梅の木は咲き始めでした。

立派な狛犬の近くの梅も、もう少しで開花、というところでした。

開花がはじまっていました。薄いピンク色です。

本殿の脇でよく咲いているのは「白難波」。屋台の裏にありますが、とても美しかったです。
その脇にあるのが「奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)」。石柱の右側には「たつぬるかた」、左側には「をしふるかた」と記されています。迷子が出た時に子どもの名を書いたり、迷子がいた時は特徴を書いて貼ったりするそうです。
江戸時代からでにぎわった湯島天神ならではの石です。

「たつぬるかた」と書いてあるそうです。

本殿の前には、屋台が並んでいました。平日だったためかほとんどの屋台は営業していませんでした。週末にはどんなにかにぎわうことでしょう。

入口の鳥居や保護樹木などが、歴史を感じさせます。
緑色の美しい鳥居は、東京都指定文化財の「表鳥居」です。銅製で1667年の銘碑があります。

湯島天神の歴史は次のようになっています。


・江戸城の基をつくった太田道灌(おおたどうかん)が湯島天満宮を再建
・徳川家康は翌年、豊島郡湯島郷に朱印地を寄進した。
・徳川将軍も代々にわたり保護

江戸時代は縁日のたびに大にぎわいだったそうです。

梅林

本殿んから梅林に向かう広場では、大道芸の方がパッフォーマンスをしていました。梅林の入口で人気を集めていたのが、「湯島名物合格祈願」と書かれた甘酒の屋台でした。

梅林の周辺は座れるようになっていて、甘酒を片手に梅を楽しむ方たちの姿がありました。

梅林は、新しく植えられた木が多い印象でした。
江戸時代からの梅の名所である湯島天神ですが、これまであった梅林の木が老木になって、花が少なくなっていました。2024年にクラウドファウンディングを行い、梅林の再生を図っている途中だそうです。

若い梅の木が青空に映えます。

梅林の中には、紅白の梅が競演している場所もありました。

どこを撮ってもビルが映るのは、都会の真ん中ならでは、ですね。

みなさんが撮影していた梅を私も撮ってみました。緑がかった白が上品です。横には泉鏡花の筆塚がありました。

こちらも梅林の端っこで人気を集めていました。濃い赤が美しい!

本殿裏 夫婦坂付近

本殿の脇から裏にかけても、見どころがありました。

大宰府からやってきた梅が飾られていました。白梅は「思いのまま」。一つだけ赤い花をつけています。

夫婦坂です。こちらからも降りられるんですね。

本殿の裏側には「しだれ梅」が見事な花を咲かせていました。
本殿前や梅園と比べると空いていましたが、見逃せないエリアだと思います。

湯島天神近隣スポット つる瀬

湯島天神の帰りに、湯島駅近くの「つる瀬」に寄りました。

テイクアウトも、店内も大にぎわいでした。一人で行った私は、入口近くの三角形のテーブルに座りました。私のようなおひとり女子2人と相席になりましたが、三角形のテーブルって相席感がないのです。うまくできているなあ。

白玉あんみつをいただきました。あんこがおいしすぎ!

湯島天神の梅 まとめ


湯島天満宮(湯島天神)に行ってきました。

学問の神様として多くの受験生が訪れる湯島天神。
老木が多かった梅林は、「梅園再生プロジェクト」で新しい木が育ちつつあります。
平日でもかなりの人出で、華やかでにぎやかな境内です。

江戸の大人気スポットだっただけあって、梅以外の見どころもたくさんあります。
湯島天神の梅、おすすめです!

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