府中郷土の森博物館 梅とロウバイ2025!アクセス・見どころをご紹介

花を見る散歩

府中郷土の森博物館は、博物館という名前ではありますが、約14haの園内を持っていることが特色。野外を含めた「森」全体が博物館なのです!180メートルにわたって黄色の花が咲く「ロウバイの小径」は必見。その隣には広大な梅園があります。

この記事では、府中郷土の森博物館 梅とロウバイについて
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
などについてまとめました。

府中郷土の森博物館 ロウバイと梅の見頃時期

府中郷土の森博物館のロウバイ

府中郷土の森博物館の公園南側には、「ロウバイの小径」があり、180メートルにわたって、黄色い花を咲かせます。本数は約130本と多く、ロウバイの黄色と甘い香りに包まれる、貴重なスポットとなっています。
平成16年度にサントリー武蔵野ビール工場より、31本寄贈されたのがはじめで、区域整備を実施し、本数を増やして、今の姿になったようです。

府中郷土の森博物館によると、次の3種のロウバイがあるそうです。
・和蝋梅(ワロウバイ):外側の花びらが黄色で、内側の花びらが褐色になるのが特徴です。
・素心蝋梅(ソシンロウバイ):透き通るような黄色一色。普通のロウバイより香りがいいと言われています。
・満月蝋梅(マンゲツロウバイ):中心に褐色の輪が入ることから「満月」ソシンロウバイの変種で、花びらが少し濃い黄色です。

府中郷土の森博物館のロウバイ

2024年のツイッター(旧エックス)や、調布経済新聞記事を読むと、1月初旬から1月いっぱいが見頃、2月前半まで楽しめたようです。

2024年 府中郷土の森博物館 ロウバイについての情報

1/23 開花が進んできました。見頃は先(府中郷土の森博物館公式)
1/4頃 見頃 蕾もある
1/7 今シーズンは12月14日ごろに開花し、現在は8割ほど咲いている(調布経済新聞)
1/12 見頃は1月下旬まで続く予想ですが、早めに咲いた花は色褪せてきていますので、お早めにお越しください(府中郷土の森博物館公式)
1/15~2/1 見頃、きれいという投稿多い
2/11~2/14 ロウバイ残っている

ロウバイの見頃は1月。うっかりしていると見頃を逃してしまいます。2023年は1月28日に訪問して、見頃のロウバイを見ることができました。今年はもっと早めに行ってみようかな。

府中郷土の森博物館 梅と見頃時期

「ロウバイの小路」の近くには、梅園があります。梅園は、広大な府中郷土の森博物館の中で、広い面積を占めています。ロウバイの開花時期には、早咲きの梅も咲き始め。両方を楽しむことができます。梅の開花時期には、梅まつりが開催され、週末を中心にライトアップも行われます。

2024年の府中郷土の森博物館公式ツイッター(旧エックス)を読むと、1月最後から2月いっぱいが見頃だったようです。2024年は、リニューアルのため3/4(月)から5/31(金)まで全館休館でした。

府中郷土の森博物館の梅に関する投稿

1/31 早咲きの梅が見頃です.中咲の梅も続々と咲き始めています。
2/3 今年は暖冬の影響か例年より開花が早まっており、すでに早咲きの梅が見頃です!
2/11 枝垂れ梅が綺麗に咲いてきました
2/12 梅の開花が進み、園内全体で見頃を迎えつつあります.
2/24 梅は見頃です
2/28 梅もまだ綺麗に見れるものもあります

府中郷土の森博物館へのアクセス

下の4つが、主なアクセス方法になります。

・南武線・京王線「分倍河原駅」から路線バス 郷土の森総合体育館行→「郷土の森正門前」下車
・武蔵野線・南武線「府中本町駅」から徒歩20分
・京王線・南武線「分倍河原駅」から徒歩20分
・西武多摩川線「是政駅」から徒歩20分

駅からちょっと距離のある「府中郷土の森博物館」。分倍河原駅からバスに乗ると楽にアクセスできます。
天気のよい日ならば、府中本町駅から歩くのも気持ちいいですよ。写真でご案内します。

府中本町からの歩き方をいくつか試したのですが、おすすめなのは「芝間通り」です。のんびりと静かな道で、府中郷土の森博物館近くまで歩くことができます。

下河原緑道を横切ります。このあたり、水路のあとが緑道になった道が多いです。

「三千人塚」がありました。

サントリーの工場の裏を通り過ぎると、だんだん自然たっぷりな感じになってきました。
ここから新田川緑道を少し歩きます。

府中郷土の森博物館近くに「青木屋」の工場売店が。地元の和菓子屋さんです。ここで和菓子を買いました。

府中郷土の森博物館 ロウバイと梅の見どころ

ここからは、私が撮った写真でご案内します

私は、2023年1月28日に訪問しました。府中郷土の森博物館に入ってから、かなり歩いたところに「ロウバイの小路」があります。

黄色い帯がずーっと続いているのがわかるでしょうか?

だんだん近づいていくと、甘い匂いがあたりにただよっています。カメラを構える人たちがボチボチします。

もっと近づくとこんな!とてもハッピーな世界です。

ロウバイの小路は、多摩川の近くで、見晴らしもいいのです。

これは都内ではなかなか見られない景色だと思います

梅はツボミが多かったけれど、早咲きのものは美しく咲いていました。

梅園はなだらかな丘になっていて、気持ちいい。ベンチにすわって、「青木屋」で買った和菓子をいただきました。

新しい木を植えていて、お手入れがいい梅林でした。

府中郷土の森博物館内の正門から、梅園・「ロウバイの小路」に向かう途中には、古い建築を移築・復元したエリアがあります。かつて市内にあった、小学校や商家、農家などいくつかの建物がありますが、私は役場の建物が好きです。

近づくとこんな感じ。大正10年に竣工した府中町役場。洋風建築ですが、裏には和風建築が付属。東京都指定有形文化財だそうです。

中にも入れます。こんなところで仕事してたんだなあ。なんだか懐かしい感じです。

他にも多くの古い建物が敷地内に移築されれいて、花を見た帰りに楽しむことができます。

府中郷土の森博物館の概要

府中市郷土の森博物館は、1987年開館の総合博物館です。

博物館と名前がついていますが、約14haの園内を持っていることが特色。野外を含めた「森」全体が博物館なのです!
「府中の縮図」のように、ケヤキ並木や甲州街道に見立てた通りや、府中崖線(ハケ)のようなアップダウンのある地形を持ち、その中に、町役場や甲州街道沿いにあった町屋、農家、田畑、雑木林を配置しています。水遊びの池や梅園などもあり、親しまれています。

博物館本館には、常設展示室と、プラネタリウムを併設しています。

府中郷土の森博物館の花ごよみ

府中郷土の森博物館は、四季を通して花を楽しむことができます。特に、早春の梅、秋のヒガンバナなどで知られています。

             花の種類
1~2月梅・ロウバイ・マンサク・福寿草・水仙
3月梅・水仙・福寿草・サンシュユ・クサボケ・カタクリ・ハナモモ
4月桜・ヤマブキ・ユキヤナギ・ハナミズキ・ツツジ ・キンラン・ギンラン
5月キリシマツツジ・オオムラサキツツジ・ムサシノキスゲ・アヤメ・ヤマボウシ
6月アジサイ・サツキ・シモツケ・キンシバイ
7月~8月ネムノキ・スイレン・ユリ・サルスベリ・ハギ
9月~11月ハギ・ヒガンバナ・キンモクセイ
12月サザンカ・ロウバイ・ツバキ

ヒガンバナも有名です。今度行ってみたいと思っています

府中郷土の森博物館 ロウバイと梅 まとめ

府中郷土の森博物館は、博物館という名前ではありますが、約14haの広大な敷地の施設です。

どの駅からも歩きかバスですし、園内に入ってからも歩きます。
その分、広大な敷地にのびのびとたくさん植えられているロウバイや梅の景色は圧巻!混雑とも無縁です。特に、ロウバイがこんなにたくさん咲いている場所は貴重です。

お天気がよくて、元気がある時に、おとずれたいスポットです。敷地内に移築・復元された建築や、博物館、アップダウンに満ちた園内も楽しみましょう。

府中郷土の森博物館のロウバイと梅、おすすめです。

タイトルとURLをコピーしました