府中市の大國魂神社の「すもも祭り」に行ってきました。平安時代に源頼義・義家父子がすももを供えたことに始まるという伝統のあるお祭り。五穀豊穣・厄除け・悪疫防除のご利益があるとされる「からす団扇」と「からす扇子」の頒布もあり、毎年多くの人でにぎわいます。

この記事では大國魂神社の「すもも祭り」について
・アクセス
・見どころ
についてまとめました。
大國魂神社へのアクセス
大國魂神社へのアクセスは次の通りです。
・京王線 府中駅南口から徒歩5分
・JR南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分
私は、2025年7月20日(日)の午後8時に、京王線府中駅から向かいました。

府中駅南口です。駅を出たとたん、浴衣姿のたくさんの人々。お祭りの気配が漂っています。

けやき並木でも、からす団扇や屋台で買ったものを持つ人々とすれちがいました。すもも祭り終了は21時。だいぶ出遅れたかと思いましたが、まだまだ大丈夫そう。

大國魂神社の前までやってきました。
大國魂神社すもも祭り 由緒と見どころ
神社の鳥居をくぐります。
参道の屋台は、まだまだ営業中です。
やきそばやたこ焼きなどフード系のお店、金魚すいくやヨーヨーすくいなどのお店など、バラエティー豊かです。人気のあるお店は数人の行列ができていましたが、何とか買えそうな様子でした。
混雑も丁度よいくらいだし、気温もだいぶ下がって快適です。
ここで、「すもも祭り」についてご紹介します。
・すもも祭りの起源は平安時代に源頼義・義家父子が「前九年の役」の戦勝祈願を大國魂神社で行い、勝利後に感謝の意を込めてすももを供えたことが始まりとされています。それ以来、境内では「すもも市」が立ち、名前の由来にもなりました。毎年7月20日に行われます。
・「からす団扇」と「からす扇子」
五穀豊穣・厄除け・悪疫防除のご利益があるとされています。玄関に飾れば魔除けにもなるといわれています。すもも祭りでしか頒布されないので、早朝から多くの参拝者が列を作ります。

しかし、肝心なすももは、売り切れというか、すっかり片付けも終わっている感じでした。
早い時間に売れていまったのでしょう。

昼間訪問した時も、大きな樹木や荘厳な社殿など見ごたえのある神社ですが、夜も雰囲気があります。

随神門の前のかき氷店でかき氷を購入しました。

セルフで好きなシロップをかけていいお店なので、多色のかき氷?ができました。
夜とはいえまだまだ暑い日だったので、かき氷でクールダウンできました。

随神門、中雀門と進むにつれ、厳かな雰囲気になってきました。

本殿でお参りします。待つこともなくスムーズでした。

「からす団扇」を購入しました。

一年間にこの日しか求めることができない貴重な団扇です。今年は、五穀豊穣をお祈りしたい気分です。

帰りは府中本町駅から帰りました。

大國魂神社から府中本町駅に向かう道には、レストランやカフェがいくつかあります。
お祭りもそろそろ終わりの時間ですが、急ぎ足で神社に向かう人の姿もありました。
大國魂神社 すもも祭り まとめ
府中市の大國魂神社の「すもも祭り」に行ってきました。平安時代に源頼義・義家父子がすももを供えたことに始まるという伝統のあるお祭り。五穀豊穣・厄除け・悪疫防除のご利益があるとされる「からす団扇」と「からす扇子」の頒布もあり、毎年多くの人でにぎわいます。
お祭り終了まぎわに訪問したところ、涼しく、混雑も少なく、平安試合か続くというお祭りを楽しむことができました。大國魂神社自体も、もともとは東京の中心にあった神社で見どころたっぷりです。
すもも祭り、大変おすすめです。