足立区北綾瀬 しょうぶ沼公園2025に行ってきた!開花状況・アクセス・見どころをご案内

町さんぽ


足立区北綾瀬にあるしょうぶ沼公園に行ってきました。

東京メトロの北綾瀬駅前にある公園。5つのしょうぶ田があり、約140種約8,100株のハナショウブが植えられています。
園内は思いの外広くて、しっかりと名札がついていて、菖蒲の種類もわかりやすい。一回りするのに丁度良い大きさの公園で、混雑もひどくありません。菖蒲の時期だけ通行可能になる木道から、菖蒲の美しさをしみじみ味わうことができます。菖蒲の開花時期はライトアップも行われます。

この記事では、しょうぶ沼公園の菖蒲について
・見頃時期
・アクセス
・見どころ
・近隣情報
などについてまとめました。

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しょうぶ沼公園 見頃時期・開花情報

足立区のホームページにしょうぶ沼公園の開花状況が掲載されています。開花時期は、写真とともに情報が更新されていますので、おでかけ前にぜひごらんください。

6月10日
全体の7割程度が咲いています。見頃も終盤ですので、お早めのご観賞をおすすめします.

開花状況の下に、木道の開放期間も出ていました。

令和7年度の木道開放期間は、5月23日(金曜日)から6月22日(日曜日)です。

私は6月9日早朝に訪問しました。朝とあって、満開のしょうぶ園は、まだ近所の方がお散歩している感じ。ゆっくりと菖蒲を満喫しました。

しょうぶ沼公園へのアクセス

しょうぶ沼公園へのアクセスは次のようになります。

・東京メトロ北綾瀬駅より徒歩1分

北綾瀬駅からのアクセス

北綾瀬駅を降りると、眼の前がしょうぶ沼公園です。

看板があります。紫で塗られているのがしょうぶ園です。

公園の入口かたもしょうぶ園が見えます。灯りが下がっています。5月末から6月中旬までライトアップをしているようです。

しょうぶ園に近づいていくと、もう一つ東京メトロの出口があることに気がつきました。出入口5を使えば、30秒くらいでしょうぶ園に到着します。

綾瀬駅での乗り換え

こんなに便利なしょうぶ沼公園ですが、私は綾瀬駅で迷ってしまいました。
北綾瀬駅に向かう電車が出発するのは、0番線。綾瀬駅ー北綾瀬駅間を千代田線の支線のように走る電車のホームは、他のホームの端っこにひっそりとあるのです。

北綾瀬駅周辺には、もともと東京メトロの大きな車輛基地がありました。北綾瀬駅をつくることは予定されていたものの、実際に駅ができたのは周囲の人口が増えた1979年。綾瀬駅では、あとからできた北綾瀬駅との間を運行する列車のために、他のホームのはしっこに「0番線」を作ったのだそう。

「北綾瀬に行くときは、綾瀬駅で0番線に乗る」今回よく覚えました、

しょうぶ沼公園の見どころ

いよいよ「しょうぶ沼公園へ」
早速木道と、両側に広がるしょうぶ園が見えます。

訪問した6月9日 月曜日は、ほとんどの菖蒲が咲いている状態。とてもよいイタイミングで訪問できました。朝7時ごろの訪問だったので、歩いているのは何人か。のんびりしていました。

このあたりは、江戸系の菖蒲が咲いていました。


こちらも江戸系。

「浦安の舞」です。ディズニーランドのある浦安のことでしょうか?

こちらの看板が、とてもわかりやすかったです。
「ハナショウブは、ノハナショウブを品種改良したものです」とありました。
ノハナショウブから長井古種、江戸系と肥後系、伊勢系が品種改良され、肥後系から外国系が別れているのですね。

ハナショウブの系統には、次のようなものがあります。それぞれの由来に思いをはせながら見るのもよいかと思います。

江戸古花:江戸・東京で育成・栽培された品種群。特に江戸時代~戦前に作出されたもの
江戸系:江戸系品種の作出は戦後まで続きました。江戸古花を除いたその後の江戸系を呼ぶ
肥後系:江戸時代に熊本藩士が地元に持ち帰った品種群。花が大型で豪華。鉢植えにして室内鑑賞にも適する
伊勢系:江戸時代に伊勢で育成された品種群。
長井古紫:昭和37年に山形県長井市で自生しているのが発見された品種群。野生のノハナショウブの面影を残しているものもある。

ハナショウブの見頃時期を教えてくれる看板も。
このあたりは肥後系が多く咲いていました。

こちらは、肥後系の「駒留桜」。とても華やかです。

このしょうぶ田には、野花菖蒲(原種)が植えられていました。

手前の赤紫色が野花菖蒲。素朴な姿が好きです。

公園の奥の方にやってきました。木道の向こうにしょうぶ田がまだまだ続きます。

こちらは3年目の田んぼ。2年後株分けをするそうです。

遠山霞(肥後)の紫色にみとれます。

駅から一番遠いところは、こんな感じです。紫陽花も咲いていました。思ったより奥行があって、訪問した日は奥にいくほどよく咲いているようでした。

長井古種の「瓜紅」は、シュッとした姿が素敵でした。

1つだけ黄色の菖蒲が。「みちのく黄金(種)」の看板がありました。種は雑種?
ゆっくり見て回るのにちょうどよい大きさで、大満足でした。

しょうぶ沼公園の歴史と概要

あだち観光ネットで作成した公園のパンフレットを、インターネット上で読むことができます。
しょうぶ沼公園の歴史と概要については、次のように書かれていました。

歴史
昭和39年から59年にかけて行われた3つの土地区画整理事業で公園用地ができた。
一帯はその昔、野生のノハナショウブが多く咲いていたことから、旧地名である菖蒲沼耕地にち
なんで「しょうぶ沼公園」と名付けられた。

概要
高さ4メートルの滝やせせらぎ水路、三連水車などがあり、水と緑に親しめす。

しょうぶ沼公園 まとめ

足立区北綾瀬にあるしょうぶ沼公園に行ってきました。

東京メトロの北綾瀬駅前にある公園。5つのしょうぶ田があり、約140種約8,100株のハナショウブが植えられています。
園内は思いの外広くて、しっかりと名札がついていて、菖蒲の種類もわかりやすい。一回りするのに丁度良い大きさの公園で、混雑もひどくありません。菖蒲の時期だけ通行可能になる木道から、菖蒲の美しさをしみじみ味わうことができます。菖蒲の開花時期はライトアップも行われます。

駅前にこんな公園があるなんてびっくり。しょうぶ沼公園、おすすめです!



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